ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

シャーペン戻ってくる

誰も気になってはいないだろうけれど、
旅立たせたシャーペンの話の続きを。

bitter-chocolate3.hatenablog.com

4ヶ月ほど使っただけで、グリップ部分が劣化してタマネギの皮状態になり、
”限定”の柄で、花子がお気に入りだったため
グリップ部分だけ交換できないか文具店やメーカーのオンラインショップを
探すもののグリップは売っていなかった。
サービスセンターにグリップ部分だけ売ってくれません?と連絡したら
それはできないけれど、今後の商品開発のために
現品を見せてほしいと言われ、花子の了承を得て旅立たせた。

2週間後だったか、「原因調査をしましたが、原因は究明できず」
という内容の報告書がきた。
確かに劣化はしているけれど、手脂やハンドクリーム等で
劣化が進むことがあると書かれていた。
4ヵ月で?!
毎日使用したとして、4か月で劣化していいのか?
国産大手文具メーカーですよ…日本の2大文具メーカーといえばホラ!!の。
それでも、こんなものなのか…と思っていたら、
報告書と一緒に送られてきたのは、
楽天もアマゾンもヤフーも文具店もどこを探してもなかった
あの旅立たせた”限定”と同じ色のシャーペン!
(旅立たせたものではなく、新しいもの。パッケージ入り)

「きゃ~!!」と花子は大興奮していた。
メーカーからの手紙には「またお気づきのことがあれば教えてください」と。
正直…ええ、正直、なにかしら文具を送ってくるだろうとは思っていたけれど
まさか、まさか4ヶ月で劣化した同じ”限定”ものを送ってくるとは。
一瞬、挑戦状?!と思ってしまった。
「どんな使い方をしたら、そんなに早く劣化させられるわけ?
これでもやってみたら?」とか…?
4ヶ月で劣化するシャーペンより最新のシャーペンでよかったのに…と
私は思ってしまったけれど、
また同じ限定を手にした花子は大喜びで、
「限定、まだ持ってるならどんどん市販してよ~!」と言っていた。
それ、限定の価値がなくなるから…。

また限定のシャーペンを筆箱に入れているものの
いまは別の国産メーカーのシャーペン愛用中。
鉛筆と違って消費することはほぼないシャーペンは長く使う前提で
もう少しつくってほしいなぁと思ってしまった。