ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

コストコとレジャー

コストコへ行ってきた。
これで、3回目、いや4回目くらいになってしまうかもしれない。
最初の感想は「いまいち」だったはずなのに、気づけば毎月…。
「安いから?」と夫に聞かれた。
正直、安いかどうかはわからない。
私にとってコストコは安さを目当てに行くわけではなく、
すでにレジャーの域に達している気がする。

いつもお決まりのママ友たち合計3人と幼児一人で行く。
コストコに入るのには有料のメンバーズカードがいる。
そして、同伴できるのは大人二人まで。
この3人という数字が意外に必要で、とにかく大きいので分ける必要がある。
マフィンも新製品のお惣菜も、どれもおいしそうに見えるけれど
量が多い。
失敗したら?というときに「3で割る?2で割る?」と割ったりする。
あちこちで試食もできるようになっていて、
おしゃべりしながら並んでいると、
とても自然に割込みされた、おしゃれなおばさま方に。
「いや、いまのすごいな!」
「自然すぎて何も言えなかったわ。」
「こぎれいにしているのに衣食足りてない?」と怒るママ友を
「まぁまぁ」となだめたりしながら買い物をするのが楽しいんだろうと思う。

ママ友たちもそれぞれで、私は即決即断で「これ買う!」と買う。
値段見たか?内容量は?とママ友に心配されるほど即決。
そうかと思えば、たくさん並ぶ靴下を前に悩むママ友もいる。
「それ…工業製品よ。全部一緒。色もね。どこで悩むの?」と
つい毎回、聞くほどに何を買うときも悩む人もいるし、
「チョコチップが多いのはこれで…、焼き色が…」と
ものすごく吟味する人もいる。
「買い物リストを持ってきた!」と言いつつ、買い物リストとは
全く違うものを買っているママ友もいて…
「なんでやねん!」と突っ込みながら、冷やかしながらの買い物が楽しい。

そして、ランチはフードコートで180円のホットドックと飲み放題の飲み物で、
さくっと食べると帰路につき、大量に買った食材などを分ける。
よく考えれば、食材購入をしただけなのに疲労困憊で
夕飯はコストコで買ったものがそのままテーブルへ並んだり。

コストコ未経験の人に「コストコ、どう?」と聞かれると、
「少しでも安く!ならおすすめしない」と正直に答えてしまう。
レジャー!と割り切っていくなら、面白いし楽しいと思う。
ただし、こどもたちを連れて行く勇気はない。
ひとつひとつが大きいだけに金額も高く、
すごいことになりそうなので。

そんなことを知り合いのママさんに話すと、
「私はコストコにも飽きたけれど、メイさんからもらうものは
毎回、ドキドキ体験させられる。」と言われた。
海外のパルたちからもらう怪しいお菓子。
なんせ原材料不明、アラビア語で読めなかったりして
そもそもなんなのかも不明。食べ方があっているのかも不明。
そのほかにも文字の読めないお菓子を、そのママ友はいつも
「面白い!」と面白がってくれるので、おすそわけ。
8割方「・・・海外の味だったね」
「食べたけれど、なんの味だったんだろう…」となるけれど、
たまに「ヒット!これはおいしい!」となったり。
ハズレをも一緒に楽しんでくれる。
ハズレを楽しめるって、すてきだなと思う。