ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

来日時のアドバイス

海外文通ブログらしく、素敵だった香港のパルからの切手を。
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切手をきれいにはがして集めている人もいるらしいけれど、
私の場合は寄付。本当はもうちょっと多めに切ったほうがいい。 

来年の春に来日するカナダのケベック州在住のパル。
彼女が手紙の中で、「日本で素敵な旅行者になれるように
私が気を付けたらいいことを教えて。」と書いていた。
とりあえず、お辞儀と箸と鼻をかまないようにするつもり、
と書いてあった。

そうね、日本で気を付けることは…って、
根っからの日本人の私に聞かれても
「えっ?!日本で気を付けること?なにそれ?」となった。
海外のパルたちと日本で会って、
「あれ?」とか「それはちょっと…」って思ったこと、
正直あまりない。
ロンドンのパルと夏に一緒に手持ち花火をやったとき、
花火を振り回していたときは「振り回したらダメ!」と怒られていた、
我が家のこどもたちに。
それ以外に特に気にならず、カナダのパルにアドバイスなんて
私はできそうもないので、3か月ほど日本にいた経験のある
ロンドンのパルに初来日のカナダのパルへのアドバイス
なにかある?と聞いてみた。

My best advice is don't assume everything is the same as home.
Be respectful and everything else is generally fine.
(私のアドバイスは自分の国と同じように思わないことね。
なんにでも敬意をもてば、たいていのことは大丈夫。)

大体、大丈夫よ!というざっくりとしたアドバイスの中、
とても細かく伝えたのがタトゥー、刺青について。
ロンドンのパルもカナダのパルも入れているらしい。

I think your Canadian friend should be very careful with her tatoos.
They still cause problems in Japan.
So keep them covered as much as possible.
(あなたのカナダ人の友人はタトゥーについては注意深くするべきね。
日本では刺青はまだ問題を引き起こしている。
だから、できるかぎり隠すようにしたほうがいい。)

カナダのパルから”This is useful advice."(役立つアドバイスね)と
喜んでもらえた。
またなにかあったら、なんでも聞いて!
すぐにロンドンのパルに聞くから…と他力本願。

日本旅行までに日本文化の本をたくさん読もうとしているカナダのパル、
相手の文化を知ろうとする旅行者は多少の知らなかったマナー違反には
どこの国でも多めに見てもらえる気がする。

こどもたちが家でやっている硬筆、
日ペンの子ども版、『学年習字』。

(書道も硬筆もできるけれど、我が家は硬筆のみ。
3年目くらいのいま、花子 五段、太郎 準三段、次郎 初段。)
日ペンいえば美子ちゃん。

美子ちゃんの漫画家も6代目で、いまの作者はネットで美子ちゃんの
パロディ漫画を描いていたことでも有名。
そこから本家を描くことになるなんて…。
その6代目の作者、毎回、「攻めてるね…」と我が家で話題になるけれど
今回も吹き出して笑い、それから考え込んだ。

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「国もこれからの働き方として副業を推進するっていうことは
老後の生活リスクを国や企業が負わずに個人が背負う時代が
到来するわけね。」とチクリ。
日本は大きな政府を目指していると思っていたけれど、
そう考えると、行き着く先は小さい政府?
それなら、そもそも税金の取りすぎ?
美子ちゃん、我が家に論争のタネを毎月まいていく。