ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

いらっしゃいませ、への返事

中学生の花子に「英語の授業で習ったんだけれど…」という
英語の質問を受けることが増えた。
大抵の場合は、「それは…」と答えることができるけれど、
たまに分からないときがある。

昨日も終わらない英語ワークをしながら、
そういえば、アメリカでは"Can I help you?"とお店に入ったら言われる、
というのを中学校の英語の授業で習ったという花子の話から、
日本では「いらっしゃいませ~」に返す言葉はないけれど、
アメリカでは何か言い返すらしいよ。
無視はダメだって先生が言っていた、と。
「何て言うんだと思う?」と。

…先生、なんて中途半端な知識を与えるんだ。
無視はだめで、こういう言い方をする、まで教えてよ~と思いつつ、
"No thanks,I'm just looking."(見ているだけ)
"I'm looking for something bag." (バッグを探していて)
とか言うんだと思う…気がする…けれど、
コロラド州在住のアメリカのパルとロンドンのパルに聞いてみた。

ロンドンのパルは
"I am fine,thanks."
"I am good thank you." と言うらしい。


Can I help you? 「なにか手伝いましょうか?」
(=いらっしゃいませ)に対して
「大丈夫です、ありがとう」というような日本語が近いかと。
コロラドのパルは
"No thanks,I'm just looking."(見ているだけ)をよく使う、と。

店員さんは英語で”shop assistant"。
アメリカのパルはできるかぎり、店員さんの名札をチェックして
名前で呼ぶようにするらしい。
日本で店員さんの名前をチェックするとき…それ、クレームのときだな!
と、私はつい思ってしまった。
「ちょっとお名前いただけますかしら?」の背後には
”後で本社に報告させていただきたいわ”しか読み取れない私。
日本での買い物って、どんなのよ…とつい思うけれど、
アメリカのパルたちもロンドンのパルも
「日本で買い物したらセレブ気分を味わえる!」とよく言うので
接客態度は素晴らしい、らしい。

ロンドンのパルは私に小包を送ってくれたらしい。
そろそろ届くはずなのに、今回はかなり遅れているもよう。
そういえば、2月に入って、アメリカへ私が送った手紙が3通戻ってきた。
相手国から送り返された理由は書かれていませんでした、
という日本の郵便局のスタンプ入り。
3通ともアメリカ。コスタリカやイギリスには着いている。
相手への住所はいつも使っているシールで、
いままでずっと同じシールで届いてきたのに、理由不明で送り返される
ということが続いた。
これはやっぱり…もしかして…コロナウイルスを警戒しているのかしら、
なんていう話をロンドンのパルにしたら、
アメリカの警戒はちょっと敵対的ね。」と。
イギリス政府なんて、あのクルーズ船のイギリス乗客に
チャーター便を手配しようともしていないっていうのに…と憤っていた。
新しい病気であるがため、なにが良いのかどこの政府もわからないまま。
クルーズ船の中はもっとカオスなんだろうなぁと思う。