ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

今年のエイプリルフール

毎年、私はエイプリルフールを楽しみにしていて、
「あんたが一番、エイプリルフールを楽しんでいるわよ!」と
日本の友人たちのみならず、海外のパルたちからも言われてきた。
年々、みんなも警戒心が強くなってきて、
「待ってました!」
「今年は騙されないわ!」というものから
「今年のはいまひとつね。」というダメだしも。

でも、今年はエイプリルフールをする気にはなれない。
志村けんコロナウイルスで亡くなったことがショックで。
志村けんが亡くなったというニュースのショック具合に
自分が一番驚いている。
えっ、私って、そんなにファンだったの?と。
春から4年生の次郎は「志村けんって、そんなに有名人だったの?」と
驚いて聞いてきた。

どれくらい有名人だったか。
小学校で変なおじさんとか髭ダンスとかあいーんとか、
できない男子なんていなかったから!
「男子がまたバカやっているよ」という目で見ていた女子ですら
あいーんできるし、なんなら髭ダンスもできるし!と次郎に力説し、
夫と二人であいーんをやってみせる。

イギリスに住んでいる友人が「志村けんが死んだって、
こっちでもニュースで流れた」と言っていた。
郵便物をポストに投函しに行ったときに出会った、
70過ぎの近所のおばあさんとの話題も志村けんだった。
こんなにも年代を問わず志村けんは愛されていたんだなぁ。
今日は志村けんの追悼番組があるようなので、久しぶりにテレビをつけよう。
こんなに楽しめないエイプリルフールがくるとは思わなかった。