ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

PCR検査を受けた

保健所からの電話を受け、指定された時間に病院に行き
PCR検査を花子が受けてきた。
想像以上に厳重だった。
まずは指定された駐車場に着いたら病院に電話し、指示を待つ。
病院の準備ができたら、呼ばれる。
感染症病棟?のようなところで、動線もきちんと決まっていて
当然ながら誰にも会わなかった。
トイレに行きたければ、ここ、とトイレも指定。当然か。
対応してくれたのは看護師さんと小児科医。
この二人としか会わなかったので、
感染症対策で固定されているのだろう。

かかりつけの小児科医とはレベルが違う防護服2枚重ねに
ゴム手袋にサンバイザーの大きいような透明のものも着用。
私の布マスクが心もとなく感じる。

マイコプラズマ肺炎の検査、血液検査、CT撮影かと思ったら
レントゲン検査、そしてPCR検査。
PCR検査はインフルエンザの検査と同じで鼻の奥へ棒を入れる。
血液検査のとき、かなりの血を抜いた結果、
花子は顔が一気に青ざめ座ったまま倒れかけたので
横のベッド(当然ながら感染予防のシートが敷かれている)へ、
と移動する間に倒れて落ちそうになった。
危ない!と私は手を出して抱えたけれど、看護師さんが躊躇したのを感じた。
いや、そうだよね、コロナウイルス感染者かもしれないんだもんね、
ゴム手袋してもそうだよね…と、危険と隣り合わせの医療従事者を
改めて感じた。

検査をしたら、また車で待機。
合計3時間近く病院の駐車場にいた。
マイコプラズマ肺炎の検査は陰性。
血液検査結果も昨日よりはよくなっていて
ピークは過ぎているのではないか、と医師から説明を受けた。
花子を見ていても、日々、よくなっている気がする。
(ただ、発熱は全く変わっていない。)
ピークは間違いなく週末だった。

PCR検査結果は保健所を通じて早くて明日、通知されるらしい。
病院よりも先に保健所が知る、と。
そして次に保健所から私の携帯に通知がくるらしい。
PCR検査自体は何度かしているけれど、陽性反応がでることは少ない、
という話も聞き、ちょっとほっとした。
PCR検査で陰性とでて、発熱が続く場合を聞くと、
今後は検査をした大きな病院での経過観察となるらしい。
陽性の場合は、「また病院への入り方を教えます」と…。
出来たら、その特別な入り口を知らないまま人生を過ごしたい。
ふつうの患者としてごたごたした総合病院の待合室で
予約時間の無意味さにうんざりしながら待ちたいと思う日がくるとは。

小中学校の先生たちから「教科書を学校に取りに来てください!」と
欠席連絡を電話したら言われた。
花子の担任は去年と同じ友達感覚の先生で、
「花子はどうですか?」と聞かれた。
「病院を受診しています。レントゲン検査は問題なしでした。」
と事実を伝えたら、
「まさか肺炎症状?コロナ?」と軽い調子で聞かれた。
先生、それいまシャレにならないから…と言いたくなったけれど、
保健所にも学校には陽性がでるまで言う必要はないと言われたので
「受診しているので大丈夫です。」と答えた。

明日、「陰性でした!!」と速報をだしたい。