ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

コロナウイルスで知った英単語

コロナウイルスでいままでは聞いたことがなかったのに
よく聞くようになった単語がある。
quarantine:隔離
social distance : 社会的距離
そのほかにも、もちろん corona virus(コロナウイルス)。
corona virusと使うのはオランダのパルや私といった非英語圏出身者。
ロンドンやアメリカのパルたちはCOVID-19と表記するのを
よく目にする。
virus:ウイルス 
という単語はもう天気の英単語より、見る頻度も言う頻度も
聞く頻度も多くなってきた。
spread : 広がる
pandemic : パンデミック
といった単語もよく見かける。

海外のパルたちからコロナウイルスにより
いままでと違う意味で聞くようになった単語がある。
"essential"、必須、という意味で覚えていた。

しかし、コロナウイルスが世界で蔓延してから、
この単語はとてもよく聞く。
例えば、ロンドンのパルに「ロックダウンって、どんな
お店が開いているの?」と聞いたとき、

”Only essential services are allowed to be open -
food shops, vets, bike shops, post office, things like that."
(必要不可欠なサービスのお店だけ開店を許可されている、
食品店、獣医、バイク店、郵便局とかそんな感じの。)

essential service: 必要不可欠なサービス

カナダのパルは仕事について語っていた。
We are essential workers so we are still working fulltime.

(私たちは生活に必要不可欠な仕事をしている人たちだから、毎日フルタイムよ)
essential workers:生活に必要不可欠の仕事をする人たち
警察、医療従事者、以外にもスーパーや薬局で働く人たちも。

カナダのパルはスーパーのレジの仕事をしている。
コロナウイルスの影響でストレスが100倍になった!と
愚痴っていた。

"Two coworkers left for a month or more,
with no notice. ”
(同僚の二人が予告なしに1か月か2か月、職場を去った。)

no notice : 予告なし
お客が多いからかと思ったら、違った。
"They both decided to go stress leave at the same time."
(二人ともストレス休暇を同時にとることにしたのよ。)

sick leave: 病気休暇
なので、多分、stress leave : ストレス休暇、なのだろう。
ストレス休暇って…あるのかしら?と思ったら
How to Request a Stress Leave at Work?
(職場でどうやってストレス休暇を要求するか)
なんていうページを発見。

www.thebalancecareers.comストレス休暇、あるんだ…。
"request"という単語はすでに日本語になっているリクエスト。
有休を要求する、とか、有休をリクエストする、なんて
日本語では言わない。
有休を”申請する”といった表現が一般的な気がする。
当然の権利としてという意味を感じるrequest,
日本語としての意味では要求、要請、請求とでてくる。
”申請”との言葉の違いになんだかハッとしてしまった。
英語に正しく”要求”か、日本語で不自然ではないように
”申請”なのか。
これ、通訳や翻訳する人たちはどっちの立場に立って訳すのだろう、
なんて思ったり。