ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

久しぶりの化学の塾


先日、久しぶりに花子の化学の塾があった。
塾といってもマンツーマンなので、個別指導というよりも
家庭教師。
化学グランプリの過去問を解きながら、
わからないところは先生に解説をしてもらう方式だった。
化学の塾の時間60分。
塾で問題を解きながら解説…としていたら塾で解けたのは4問…
なんていうこともあり、
「4問!?」と私は絶句することが幾度かあった。
理系の夫や花子は数学と同じで解説が長引くだろうことも
想定内みたいではあったけれど、4問…。
たまに2問なんてときも!!

このやり方はまずい!もっと効率的にできるはずだ、と
花子に過去問を解いて、わからないところを先生に聞くように、
と話した。
その結果、解説してもらえる問題は同じ3,4問でも
家で勉強してわからなかった問題だけなので
より有効に時間を使えているハズ。
自分で学び、わからないところを聞く!という姿勢はやっぱり大事。

化学の塾がない間も、化学の本を読んでは疑問や質問がたくさんあり、
その箇所には黄色い付箋をつけて、塾が再開したときに先生に
質問することにしていた。
久しぶりの塾には黄色い付箋だらけのノートと本を抱え、
「すごい荷物ですね」と先生に驚かれた。

花子が化学の問題を解いて、「この計算がわからない」
と言った問題があった。
文系の私がくらーっとくるような計算で…
これは絶対に数ⅠAではない。私は見たことすらない気がするから
数ⅡBより上であってほしい、と思っていた。
理系だけがする数ⅢC,それなら文系の私ができるはずがない。

塾に行ったとき、花子は先生に一番最初にその問題を聞いたらしい。
「この計算ができません」と。
先生は、「それはそうでしょうね。これは数Ⅱです。」と
言ったとか。
数Ⅱ!?私、一応、やったハズ…。
センター試験も受けたけれど。点数はひどかったけれど。
「私、数Ⅱでこんな問題見たことがないんですけれど…」と
つい先生に聞くと、「物理ではよく出ますよ」と言われた。
あぁ~、物理。あれもひどかった…(遠い目)

有機化学をどんどん進めていた花子に先生は
有機化学のどこがそんなに楽しいの?」と聞いたらしい。
先生も有機化学が専門なのに、有機化学はうんざりする、とか。
「芳香族が美しいっていわれて、絶句しました」と
塾に迎えに行った私に先生が教えてくれた。

芳香族…好きだったの?ちょっとやばい人みたい…と
花子につい感想を言うと、
(芳香族、ベンゼン、シンナー…)
「私はあの六角形が美しいって言ったのに~!」と花子は言う。
先生が勝手に読み間違いをしたらしい。
私もつい勘違いしたけれど。

数Ⅱの問題を中2が解けるハズがない…と思ったら、
先生は別の解法を教えてくれ、そのやり方で問題が解けるように
なったらしい。
「教えてあげようか?」と花子に聞かれた。

こどもが親に教えることで、より理解を深める、と
頭ではわかっていても、数学だけは無理!
アレルギーが出る!
謹んで辞退させていただいた。