ここ数日、たくさんの命が消えていったことが
とても重くのしかかっていた。
順風満帆に見えた若い人気俳優の死やＡＬＳ患者への
嘱託殺人。
消化しきれないうえに消化しきれないことが積み重なっていった。
縁もゆかりもない私でもこんなに鬱々と抱えてしまうのだから
知人や関係者の人の思いは推察して余りある。
そんな中、私の周囲では二人の赤ちゃんが生まれた。
どちらも女の子。
どちらも出生地は日本ではないけれど、立派な日本名の女の子たち。
ついに、ロンドンのパルに赤ちゃんが生まれた～！
「男の子なら、タダアキ」と語り、私を絶句させたけれど
女の子だったので、別の名前になった。
日本人が聞くと、「女の子？男の子？」と聞いてしまう、
ちょっとユニセックスな名前だけれど、よくある名前！
水に関連する名前の日本名をファーストネームに、
セカンドネームはドイツの古代の水の精…。
イギリスの女の子としては、
セカンドネームとファーストネーム、入れ替えたほうがいいのでは？と
老婆心ながら思ったけれど、
「多少のキラキラは問題ない！花子もだし！」と言われると
もう何も言えない。
でも、その名前、英語圏の人に発音しやすいの？と
ちょっと不安に思っていたら、やっぱりロンドンのパルの
姪っ子ちゃんは上手に発音できないようで、
Zoomieと赤ちゃんのことを読んでいるらしい。
zoomie、犬が興奮して走り回る、という意味らしい。
かわいい愛称！
ロンドンのパルは、陣痛誘発のために入院して…
2日間、苦しんだのちの3日目の緊急帝王切開だったらしい。
「赤ちゃんをみんなが”かわいい”って言うの。」と
とても嬉しそうだった。
新生児のほにゃほにゃ、ふにゃふにゃな写真を見せてもらった。
あぁ、抱っこしたい！！
昔は新生児だった我が家のこどもたち、大きくなったもんだ、
と思っていた。
釣りに出掛けた太郎が「お母さん、ケチャラーがいた！」と言う。
ケチャラー？ケチャップ愛好家？
マヨラーは知っているけれど…と思っていたら、
「ケチャラー知らないの？」と驚き、
ＤＪの動作をしながら、「ケチャラー、ケチャラー」と。
・・・Chek it up!のチェケラーか！！と
家族中から太郎は突っ込みを受けていた。
まだ成長途中。。。
