ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

shouldを使う

中2の花子、shouldを毎回、ショルド…ショルダー?と発音。
肩じゃん!!と、つい突っ込んでしまう。

花子にshouldを会話で使うかと聞かれた。
must(~しなければならない),
should(~するべき)という表現はとても強い表現になるので
友人同士ではほぼ使わない。
親が子に言うとき、先生が生徒に…
という使い方になるんだろうと思う。

"I think it is better ~"
(私は~したほうがいいと思うんだけれど…)
というのが精いっぱい。
たとえ友人同士でも、批判しないで!ジャッジしないで!と
海外のパルたちは強く思っていることを彼女たちと話していると
すごく感じる。
だから、よく「私は批判しないわ!ジャッジもしない!」と言う。
それは裏を返せば、「だから、あなたもしないでよ!!」
なんだろうなぁ、と。
他者の価値観を尊重しているのか、批判を恐れているのか、
どっちなのだろうと思う時が多々ある。
ちなみに、それでも、いやそれちょっと…と言いたいときは
やっぱりあるわけで、そういうときは" To be honesut ~”と使う。
学校で「正直に言うと~」と習った覚えがあるこの熟語、
私の日本語訳では「ぶっちゃけ…」と脳内変換している。
私の海外のパルたち、結構「ぶっちゃけ」てくる。
おぉ、それを使えば何でも言えると思っているのか?と
思う時も。。。

花子に「shouldなんて使わないわ~」と大きく出たばかりなのに、
(だからって、shouldをショルダーって発音するのはナシだから!
とは言ったけれど)

ポスクロ経由でメッセージをもらった。
私に絵葉書を送るIDを引いたらしいアメリカ人の現役教師の女性から。

"If you should ever be interested in an American penfriend
and letter exchange,
email me and I will send information. "

shouldきたー!!あまり使わないって言ったばかりなのに…。
If S should ever doという構文で未来仮定法と文法では呼び、
丁寧な申し出を表す遠回しな表現となる、らしい。
ということで、彼女のメッセージは
「もし、あなたがアメリカ人と文通やメール交換することに
興味がおあるになるのだでしたら、私にメールしてください。
私の情報を送ります。」となる。
ん?私の日本語訳、どこにも丁寧な遠回しになってないような…。
日本語訳、試されるのは常に日本語力…。
英語力ではない。

いま読んでいる『少女たちの明治維新』、 

 翻訳本なのに日本語訳がすばらしい!
これ、中身だけ読んだら、「日本語で出版されたものを英訳した」と
思ってしまうほど、完璧な日本語!いや、すごいな、これ!!と
翻訳者の日本語力に感服。
そして、アメリカ人作家の情報収集力にも感服。
まだ途中だけれど、「おすすめ!!」と海外のパルたちにも
すでに推薦した一冊。