ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

うんざり

こどもたちの学校でも新聞をとっている家庭は少数派に
なりつつある。
学校でたまに「新聞を持ってきて」といわれるときも、
「持ってこられる人は持ってきて」に代わってきた。
我が家は現在、読売新聞。
それ以外にも読売中高生新聞に読売こども新聞も購読。
正直、最近の読売新聞の論調にはうんざりすることが多い。
前はもっと違った気がする…と20年以上読んできて思う。

以前はもっとおちついたオジサマだった読売新聞が
最近はどこのお兄ちゃんが書いているの?と
思ってしまう時がある。

特に今日はうんざり…を通り越した。
今日の編集手帳はゴーン被告の逃避行を映画化しないかという話が
持ち上がっているらしいというどうでもいい話と
10億円流用という話から、
アメリカの映画『俺たちに明日はない』の中で
繰り広げられた会話のようなものが繰り広げられるのかも、と妄想。

「どんな気分?」「監獄のか?」「流用のよ」「最高さ」
不快なセリフを想像してしまった。

まず、思ったことは「推定無罪の法則」って知っているか?
何人も裁判で有罪を宣告されるまでは無罪と推定される、
という近代法の基本原則。
まるで推定有罪のような書き方で編集手帳では書かれている。

次に、内心の自由、思想及び良心の自由。
思う限りは自由!何を考えても、妄想しても、思っても
実行したり、発言しない限りは。
でも、この編集手帳は明らかに推定無罪の法則を無視し、
発言や報道の自由の意味を間違えている気がする。
それとも、新聞は正しい!と思っている人に
「最近の新聞はそうとも限らないかもよ?」と伝えたいのか?

各種あるニュースの中で取り上げるのはこれか?
熱中症になりかけながらのニュース中継とか
コロナ第2波やコロナ重症化の都道府県により違う基準とか
香港の国家安全法とか…いーっぱいのネタがある中で
とりあげるのはゴーンの映画化?
どっちでもええわ!!と思ったのは私だけなのかしら。
新聞購読者が減る理由がわかった。