先週、ファーストレターをいくつか受け取った。
ファーストレター、文通相手から最初に届く手紙のこと。
どちらが書くか、ということに神経を尖らせる。
気を遣って書いたファーストレターの返事が来ないと
なにを間違えた?と不安になる。
できたらファーストレターを書きたくない…と
多分、みんな思っている。
そして、ファーストレターが遅い人は返事が遅い率が高い。
文通をしませんか?と提案したほうがファーストレターを
書く、というのが世界の共通ルール、のもよう。
ただし、強者は自分の自己紹介をさらっとメールで書いて
「あなたの自己紹介は手紙でよろしく!」と伝えてきたりする。
そこの英語を読めないふりをして、こっちも負けじと自己紹介を
メールで…なんてやりあっていると、
なにをしているんだかわからなくなる。
ファーストレターを書いてもいい!と思える人と文通する、
というのが正解。
先週受け取ったファーストレターに書かれていた。
Thank you again for answering to my message.
(私のメッセージに返信してくれてありがとう。)
This was actually the first time
I contacted somebody
through Postcrossing without having received a postcard first.
(実はポスクロで絵葉書を受け取っていないのに
誰かに連絡を取ったのは初めてだったの。)
I was quite nervous about it.
(すごく緊張したわ。)
という言葉で始まっていたファーストレター。
私自身はしたことがないけれど、ポスクロで検索をかけたのか
ふと目に留まったのか…
「あなたのプロフィールを読んで、すごく共通点が多くて
興味を持ったから、文通しない?」と声をかけられることがある。
ポスクロ経由で文通相手になるときは、
私宛のIDを引いた人(=プロフィールを読む)か、
私が絵葉書を送った人…なのだけれど、
ここ数か月で私もファーストレターを送ったり、
送られたり…とした人が多い気がする…と手帳を確認すると
ここ2か月で10人!
多い!!
その中にはロングメールを毎日書くこと数日、
メールに疲れてきて「手紙に切り替えていい?」と
私から提案してファーストレターを書いた人も入っている。
「私に日本人の文通相手ができた!
そんなことが私の人生に起こるなんて!
こどもたち(成人している)に伝えなくちゃ!!」と
とても興奮したアメリカ人女性もいた…。
日本人、そこまで少数民族ではないと思うんだけれど…。
ポスクロ経由での文通相手ができること、
以前は月に1人もいなかった気がする。
外出ができなくなっている今、家でできる手紙を書くことが
再認識されているのか?と思いたいところだけれど、
私の文通相手は基本的に「ロックダウンされても家が好きだから
あまり気にならない」という人たち。
「出した手紙、そろそろ届いた?」とwhatsappやメールで
連絡を取り合ったりするので、文通大好き!というよりも
コミュニケーションをとることが大好きな人たちのかもしれない。