ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

伝手をたどる

「5人の知り合いからアメリカ大統領までつながると思う?」と
前に息子に聞かれたことがある。
つながる…のかな?
ツテのツテを頼って…という話なのだろうけれど、
エアフォースワン元乗員のパル経由で、なんとか
大統領近辺までいけるのかしら?
アメリカ大統領に興味がないので、
伝手をたどる気にならないけれど。

しかし、娘の花子の化学に関しては
いつもアンテナを張って、なにかあったときに質問したり
教えてもらう人を常に探そうとしている。
化学の個人塾の先生経由で、やっぱり化学のオンラインレッスンだとか
先生ネットワーク(化学ではない)の存在を知ったりできた。
理学部院卒の友人夫妻には、何度となく
”中学生化学電話相談”をお願いしたこともある。
電話の向こうで白熱して、それに花子も交じって3人で
いろいろと化学談義をしているのを聞いていると
花子にそういうお友達がいればいいのになぁといつも思う。

先日はポスクロで日本人のリケジョから絵葉書をもらい、
つい登録メッセージに「何を研究されていますか?」と
すごく食いついてしまった。
天文学でした。なんだか夢とロマンがある学問…。

そして、ついに有機化学専門の研究者とつながった~!
娘の花子が化学に夢中の中2だと話すと、
「大学生用の教科書がおすすめですよ」と教えてくれたので、
アトキンス一般化学から始めて、マクマリーおじさんと
ウォーレンまで読んでいることを話すと、
「非常に優秀なんですね」とお世辞をもらった。
「才能あふれる若い人」と形容され、
いや、違うんです!と、つい全力で謙遜してしまい、
日本人だなぁ~と思ってしまった。
「今度、花子さんと話してみたい」と言われたので、
是非是非、と話した。
距離が遠いので、電話?もしくはLineで通話?
くらいに思っていたら、zoomと言われ、隔世の感。
そうか、いまは”話す”って、対面ではなかったらzoomなのか。
顔を見て話したいものなのか~と意外だったのは
私がいつも電話しながら、掃除してしまうからか。

理系で研究者で、まだ若い…と私とは全く違うけれど、
「一番大事な情報は本に書いてある」から、
ぜひ、本を読んでください!という言葉が
一番胸に響いたし、共通点を見つけた気分になった。