ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ハリス副大統領のスピーチ

スピーチといえば、カマラ次期副大統領?(この疑問符はいる?)
のこどもたちへのスピーチもとても素敵だった。

”And to the children of our country,
regardless of your gender,
our country has sent you a clear message:
Dream with ambition, lead with conviction,
and see yourself in a way that
others might not see you, simply because
they’ve never seen it before.”

(そして、性別に関係なく、私たちの国のこどもたちへ
アメリカはあなたに明確なメッセージを送った。
大志を抱き、信念に導かれ、あなた自身を見てください、
それは他の人々がいままでに見たことがない方法でも。)

このスピーチのこどもたちへの部分、
各新聞やいろんな人やサイトの訳を読んだけれど、
「いや、それ日本語が変」
「意味わからん」
「意訳しすぎでは?」
と思うほどに、千差万別。某ya〇〇〇!とか機械翻訳なのか?
私が訳すなら…と訳してみたけれど、むずかしい。

 私がスピーチを聞いたとき、受け取ったメッセージは
「前例がないからといって、
私にはできないと諦めるのではなく
大きな目標を掲げ、信念を持ち、
誰かが前にいなかったとしてもあなた自身がやる!
そんなあなたの一歩一歩を応援しているわ!」
というメッセージだと思ったのだけれど…。

中2の花子は勉強した分の成果が化学グランプリで
思ったようにでなかったことに意気消沈中。
化学の塾の先生に期待されていたのに、こんな結果を
先生に伝えられない…とうじうじと言っている。

正直、花子も含めて誰も一次試験を通過すると
思っていなかったのに、なんでそこまで凹むの?
高校卒業まであと4回もチャレンジできるのに…と
つい思ってしまうけれど、花子なりに頑張っていたのだろう。
結果がでなかったことにショックを受けていた。
その上、前回の定期テストで理系科目の点数がいまひとつだった、
ということもあり、
「ここは化学を一旦横へ置いて、数学するべき?」と
聞いてきた。

私と夫の答えは、「化学は続ける」。

10か月前は化学グランプリの過去問、最初の5つほど埋めるだけで
あとはすべてちんぷんかんぷんだったのに、
いまは半分はできるかも?くらいにまでなっただけで
大進歩!…と思わなくちゃいけないよね?と
私も一緒に意気消沈して元高校の化学教諭の友人に愚痴り、
「メイ、忘れているみたいだけれどね、
花子ちゃんは中学2年生。十分にすごいから!」と慰められた。

いまの花子は「ここからは微分積分で解くっていうことはわかる!
でも、私には微分積分がわからんー!!」と叫んだり、
「これは組み合わせで解くのよ。…できん。。。」となったり、
「logきたー!!途中までしかできん」と…
つまり、花子のできないのは化学ではなく高校数学と
ここ数か月でよくわかった。
だから、「化学はする。そして、高校数学もする!」
そんな中学生いないけれど…と思っていたけれど、
花子が前例になる!という気持ちで、進む。
自分が興味がある分野には貪欲に学んでほしい。
「もし、化学の興味が薄れたら?」とよく聞かれる。
そのときはまた別なことを貪欲に学ぶ。
学んで損になることはない!

発見した!BBCの日本語訳が一番、私の中ではぴったりくる気がする。
04'58”からがこどもたちへのスピーチ部分www.bbc.comジェンダーに関わらず、この国のすべてのこどもたちに
アメリカは明確なメッセージを送りました。
高い目標を掲げて夢を見ましょう
信念をもって先頭に立ちましょう、
前例がないからと他人があなたを制約しようとしても
他人には見えない自分を見つけましょう。」

これなら日本語もおかしくないし、英語にも近い!