ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

オランダ語を学ぶ!

オランダのパルと久しぶりに話したとき
オランダ語のgの発音は難しい、という話を聞いた。
「取引先の日本人はgの発音がいまだにできていない」とか。

ドイツ語やスペイン語であいさつ程度ならできるし、
知っているけれど、
そもそもオランダ語は挨拶すらできない。
Helloをオランダ語ではなんて言うの?と聞くと、
Hallo(ハロー)だった。
・・・オランダ語、もしかして簡単なの?と思い
調べてみたら甘かった。

例えば、自己紹介はこんな感じ。
オランダのパルが教えてくれた私の自己紹介文。

Hallo, mijn naam is May.
(ハロー,マイン ナーム イス メイ)
こんにちは、私の名前はメイです。

Ik ben gek op chocola.
(イク ベン ヘック オプ ショコラー)
私はチョコレートが好きです。
gekをヘックと発音するところがドイツ語?のような
喉に力を入れる音。

・・・自己紹介で言うことは「チョコが好き?」
いや、ちょっと…と思ったけれど、
これでドイツ語、中国語、英語にスペイン語オランダ語
「チョコレートが好きです」と言えるようになった!
でも、やっぱり、「チョコレートが好き」なんていう
自己紹介ではそこから盛り上がれないわよなんていう
話をオランダのパルにしたら、
では、何で盛り上がれるのか?という話になった。

最近、ちょっとスペイン語ブームの私、
Besame mucho(ベサメムーチョ)を歌っている。
ベサメムーチョ”という言葉しか知らなかったけれど、
ムーチョが英語のmuchで、キスをもっと!という意味。
「これが最後の夜になるだろうから、キスをもっとして」
という歌詞で、この最初の部分を歌うだけで、
メキシコのパルも、ベネズエラ出身のパルも
一緒に歌いだす。

"besame besame mucho
Como si fuera esta noche
La ultima vez"

www.youtube.com

スペイン語圏の人には最強!の歌なのだろう。
日本でいうところの…「川の流れのように」とか
上を向いて歩こう」のような誰もが歌える歌?

話をオランダ語に戻すと、"gezelling"というオランダ語
”オランダらしいことば”だとオランダ人のパルたちが
口をそろえて言う。
いかにもオランダ人らしい言葉で、ほかの言葉に訳せないのよ、
というところまでオランダのパルたち3人が口を揃える。
どういうときに使うの?と聞くと、いろいろと例を出してくれた。

・友人の誕生日会
・クリスマス用に飾り付けられた部屋
・友人と買い物をしているとき

それはただ単にfun(楽しい)ではないのか?と聞くと、
声に出して笑う楽しさではない、と。
もっと落ち着いて、ゆったりとした気分になって、
それでいて心が温かくなるようなそんな瞬間を
gezellingというらしい。
しかもこのgezelling、発音が難しい!
カタカナ表記しようとオランダのパルに音声を送ってもらったけれど
聞き取れない!カタカナにできない!
しかも、それぞれに発音が微妙に違うわよ~と
仲良しの芸術家のオランダのパルに話すと、
「南部の人はやわらかめ、北部はきつめに発音する」と。
ちなみに芸術家のパルは中心部らしい。

オランダ語、日本人には発音からして難しい!