ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

夫れ夫れ

トイレに貼ってある難読漢字カレンダー、
「夫れ夫れ」だった。
”それぞれ”と読めたのは私だけで、
子どもたちが「おっとれ、おっとれ」とトイレで
つぶやいているのを聞き爆笑してしまった。

人生はたまにすべてが重なって忙しくなる瞬間がある、
と思う。
文通をしていると、書くことはなにもないわ~なときもあれば
いろいろと重なって、いまは手紙を書けません!なときもある。

アメリカのウィスコンシン州のパルとバイデン政権の
話になった。
私のパルたちの多くは反トランプではあったけれど
”未知数”で、どうなるかよくわからない、と言う。
完璧な人を求めたり、カリスマ性を求めると、
それはファシズムへと連なりそうで怖いので、
なんだか物足りない、それでいいんだよ!と思ったりする。

「私よりバイデン政権に詳しいんじゃない?」と
アメリカのパルたちから言われるほどにチェックして
しまっているけれど、
待ってました!!なのはアメリカのパルたち以上なのかも。

特に大統領補佐官になったジェン・サキ、
ホワイトハウス報道官の最初の記者会見、見た?見た?
アメリカが戻ってきた~!!って叫んだわよ、と
アメリカのパルたちに興奮気味に語ったくらいなのに
誰も見てない…。。。

www.youtube.com

"There will be times when we see things differently
in this room, I mean, among all of us.
That'okay,
that's part of our democracy," 0'31"

(この部屋の私たちの中で意見の相違が起きることもあるだろう、
でも、それでいいんです、
それこそが私たちが携わっている民主主義なのですから)

ウィスコンシン州のパルは政治に関心がある方なのに
知らないなんて珍しい、なにかあったの?と聞くと、
昨日の夕方、獣医に彼女の15歳の愛猫の体重が標準体重より減少し、
後ろ足の筋肉の衰えを指摘されたらしい。
夜も眠れず、翌朝、出社すると「仕事を辞めたのでは?」と
上司に呼び出されて聞かれた、と。
誰かが彼女の個人情報を盗んで勝手に辞職届を出していた…と。
警察に相談して、あちこち電話して…
クレジットカードも一応止めて…いまに至るらしい。
そんなことあるの?誰が?なんのために?
「すごいね…」しかでてこない。

そんな彼女にも私の不穏を各種、語り、
”WHAT?"(はぁ?)をいただきました。
オランダのパルに同じ話をしたところ、
"Unbelievable!" (信じられない)と言われた。
みんないろいろあるわね~とお互い慰めあった。