ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

ピアノも引っ越し

「ほぉ~!!」と言われる大きめな家になった。
家が大きくなっただけで、お金持ちになったと言われるけれど
引っ越し代に家具代に家電代に、と貧乏まっしぐら。
小さい家から大きい家に引っ越すと、
収納もあちこちスカスカで、押し入れに箪笥を入れなくても
平積みでこと足りる。
ただ、問題が引っ越し日以降に発生。
家族全員が筋肉痛になった。
平屋で平行移動しかしていなかったのに、階段、階段の生活。
動線も長くなり、家から出てないのに足が痛い。
こどもたちも含め、みんな気づくと1階の6畳に集合。。。
なんでしょう、この落ち着く感じは。

新居に少し遅れてピアノも到着した。
旧居ではアップライトピアノがでるかどうかぎりぎりで、
運送のおじさんが「ここから入ったの?」と確認するほど。
入りましたよ!10年ほど前…。
「新居の幅は?」と運送のおじさん、びくびくしながら聞く。
旧居でぎりぎりに出して、新居でまたぎりぎりに入れるのか?と
心配になったのだろう。
新居は余裕で入ります!
前の人はグランドピアノを置いていたそうです、と話すと
とてもほっとしていた。

ピアノ運送の前にすることがある。
「傷の確認を一緒にお願いします!」と。
ここ、ここ、ここは深め、ここ、ここ、小さな擦り傷…
といった具合で、ひぃ~!!!となった。
運送屋が傷つけた!なんて言いませんとも。
うちの次郎のラジコンとか太郎のけん玉とか、
本が落ちてきたりとか…我が家で作られた傷です!
多少増えても気にならないほどです…という恥ずかしいピアノの
傷チェックが終わってほっとしたら、
「次はフローリングの傷チェック…」
いやいや、もういい!あちこち傷ついているから
どこに傷がついても何も言いませんとも!ご勘弁を~と言うと
運送屋さんも笑っていた。
そうか、みなさん、ピアノもフローリングも傷ないのか…。

肝心のピアノ運送…人力だった。
令和の時代に人力?!と口が開いてしまった。
台車でガラガラ…でいいのに。

「ピアノがないから、練習したいのに弾けない~」とか
「ピアノがあるけれど、音が狂ってて気持ち悪くて弾けない~」
というようなことを各種、こどもたちが言った。
新居にピアノもきて、
調律もされて、舞台は整っている…のに練習開始はまだ。