ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

協力的?

インディアナ州のパルと話をし、
いつものように愚痴っていた。

話題は”若い先生の生徒対応の仕方”。
呼び捨てをして、友達っぽく対応しているつもりなのかも
しれないけれど、親の前でこどもの呼び捨てをされるって、
やっぱりすごく気分が悪い。
臨機応変に友達になったり、上から発言されたり、
生徒呼び捨てでフレンドリーな先生アピールって、
そもそも成功しているのか?と思えて仕方がない。

"Oh man, yes, I agree.
I have always noticed with young teachers,
most at least, that they seem to try and befriend
the students in some way.
they had idealistic views of most everything until it goes
wrong and they end up having to learn the hard way."

(ああ、わかるわ。若い教師たちは大抵、なんとかして
生徒の味方になろうとするんだけれど、
彼らの多くは失敗するまで理想主義的な思いをもっていて、
結局は苦労して学ぶ羽目になるのよ。)

インディアナのパルは続けていった。
「なんでそれがわかるかって、私も教師として同じ失敗をしたし、
同じ失敗をしている教師をこどもたちの先生を通して
たーくさん(numerous:おびただしいほど)見てきたからよ。」
「彼はきっとあなたに最初にこう警告するべきだったわね」と

"I'm educating your children this year but don't be surprised
if I take their motivation for learning
and dump it right in the trash."
(僕は今年あなたのこどもを教えますが、
彼らの学習意欲を失わせ、ごみ箱に捨てたとしても驚かないでくださいね。)

「その警告、いいね~!」って、なるかー!
大体…とまだ愚痴っていた私にインディアナのパルが聞いた。
「あなたの夫はどうなの?そういうとき、なにもしないの?」と。
”supportive"(支援する)という単語を使っていた。

YesかNoではっきりと答えることが得意な私、考え込んでしまった。
日本では協力的だとかよく動くお父さん評価を得ている夫、
果たして、それがアメリカ人の中でのsupportiveになるのか…。
私の3度の出産で育児休暇を取ったことはもちろんなく、
supportive???

判定はインディアナのパルに任せることにして、
基本的に学校関係は私が対応することになっている。
介護と同じ、みんなですることでも、窓口の一人であったり、
リーダーを決めておくほうがいい。
夫は「メイさんのほうがコミュニケーション能力が高い」と
私を上手におだてて、私に基本的にさせている。
「いつも助かっているよ。」という言葉を添えて。
それでタダで動かせるんだから、どれだけの金銭的価値が
その言葉にあると思っているわけ?
とたまに私が言ってしまうのはご愛敬。

"Well it sounds like he IS supportive and so I am glad."
(彼が協力的で、私は嬉しいわ)
という判定がインディアナのパルから出た。

そう…なのか?と、なんだかまだわだかまりが残って、
ロンドンのパルに聞いてみた。
supportive?って、どう思う?と聞くと、
「私の見解を述べさせてもらうと、
何年もあなたから話を聞いてきた感想として、あなたの夫は協力的よ。
私の結婚相手も過去の恋人たちも私がリードする関係だった。
いまの夫もね。逆にリードする相手とあなたは合わないわよ。
私もいまの夫が私をリードしようとしたら、結婚してないわ。」と。

supportiveかどうかの話じゃなかったっけ?と思ったけれど、
意思を尊重して協力してくれるということは十分にsupportive、
ということか?
うちの夫、リーダーシップもとれる!
「よし、みんなで攻めていくぞ!!」と、
こども3人を従えてゲームをするときだけ…。
こどもたちのゲーム攻略にもsupportiveですから。