ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

母熊


いつも以上に「ちょっと、どう思う?」と私がアメリカや
ロンドンのパルに聞いているからか、
「私の視点から言わせてもらえば…」
「私が思うに…」
といった回答をよく聞くような気がする。
しかも、そのそれぞれの言い回しが毎回、違う。
へぇ、そんな言い方が?
そういう言い方もするの?と聞くたびにメモしていたら、
ここ2,3日だけで結構な量になった。

例えばロンドンのパル、
"May I make an observation?"
(私の見解を述べてもいい?)

"from my perspective"
(私の視点では)

observation(観察)といい、perspective(視点)といい、
言われると一瞬、あれ?聞いたことある?知っているはず?
なんだっけ…?!と焦らされる単語、なのは私だけか?

インディアナ州のパルは、
"In my eyes"
(私にしてみれば、私が思うには)
eyesって、なんてわかりやすい単語!!

なんの話をしているかというと、
The teacher is selling Hanako short.
(その先生は花子を過小評価している。)
sell A short : Aを過小評価する、Aを低く見積もる

日本のママ友には話せないアレコレを
マシンガンのように怒りながら語った翌日、
あれはさすがにちょっと言い過ぎたかもしれないわ…と
一人反省し、インディアナ州のパルに話すと、
"It was just your mama bear side coming out,"
と言われた。
"mama bear" 初めて聞いたけれど、言い得て妙すぎて
すぐに意味が分かる。
こどものことに過剰反応してしまったり、
攻撃的になる母熊ってことか…。 

"It was just your mama bear side coming out,"
(あなたの母熊(のような攻撃性)の一面がでただけよ)、
私だって経験あるし、何度もしちゃったわ…と彼女が
怒り狂って校長や管理職と面会したり、
管理職ににメールを送り付けた話を再び聞いた。
うん、その話、ほぼリアルタイムで聞いて、
「ひぃ~!!こわっ!!」と思ったものです。
mama bear、大変…。