週末に気づけば6冊の本を読んでいた。
積読本として長く放置していた本もあったので、
中学生のこどもたちに
「それもう読んだ!!」と言われながら読んだ。
面白い本を読むと余韻に浸りたくなる。
面白くなかった場合、読み終えたら「次いこう!」と、
どんどん次の本を読むことになる。
そして気づくと6冊…。
学生時代に戻ったかのように読んだ、最後まで読んだ。
「これ、読まなければならない課題だっけ?」と
思うほどに読みにくい本や面白くないものがあった。
今回の6冊の中で、一番面白かったのは
阿佐ヶ谷姉妹の本かもしれない。
予想を裏切らないのんびり、のほほん、
阿佐ヶ谷がどういうところかを知らないけれど
テレビで阿佐ヶ谷姉妹を見るのと同じ空気を
本でも感じた。昭和感も漂っていた。
それでも、6冊も読んだのに、「面白くなかった!!」と
正直、思う。
面白い本を探す嗅覚が落ちたのでは?とショックを受けたり、
6冊も積読本がなくなったから、ヨシとしようと思ったり、
読書をしたはずなのにただ課題をこなしたような気分に、
週末を無駄にした気がしたりと忙しかった。
お口直しがいる…。
中学生の花子の愛読書の棚からとってきた私は未読の一冊。
読み始めて数ページ、安定の面白さ。