ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

言い方

多読まではいかないけれど、80万語読んだ。
洋書9冊。(2冊の児童書を含む)
その結果、どうなったか。
日本語の本を読むように英語の本が…の境地にはまだ遠い。
けれど、5日で1冊のペースで読めるようになってきて
洋書ばかり読んできた弊害もでてきた。
中学生のこどもたちの漢字は余裕!だけれど、
日本語の適切な言葉がでなくなってきて、ルー化。
話している内容がもうルー!
「もっとsupportiveであってほしいのに、
あの先生の発言は全くencourageじゃないのよ!」

supportiveやencourageの適切な日本語がでてこない。
言いたいことは、生徒のやる気を出させてほしいのに
そういうことを全くしない先生だ!と言いたいのです。
日本語がおかしい…英語もおかしいのに…という状況が
80万語の世界!…なのは私だけか?

久しぶりにイランのファーちゃんからwhatsappでメッセージがきた。
近況報告の中で、高校受験の話をすると、
「花子を信じて、花子が疲れた時はハグするのよ!」と
アドバイスをもらう。
えーっと、いまアドバイスは受け付けていなくてね…
それなのにみんながアドバイスをしてくるんだけれど、と
カナダのパルに話すと、
「問題は花子ではないわ!あなたよ!
悩みを書き出して、すっきりさせて!」とアドバイスをもらう。

いや、だから、もうアドバイスはいいんだって!!と
何度も言っているのに、アドバイスをする人たちに
私はこれ以上、どう言えばいいと思う?とオランダのパルに
話すと、
"I will give you one advice."
(アドバイスをあげるわ)
・・・話、聞いてたか?

アドバイスはいらん!!とこれだけ言っているのに
アドバイスをしてくる海外のパルたちのこのメンタル。
人の話、全く聞いてないだろ!と突っ込みいれても
どこ吹く風で気にしてない。
こういうパルたちと会話していると、意見をしっかりと
はっきりと言うことにも慣れる。
「アドバイスはいらない!」以上にはっきり言う言い方が
ほかにある?これで通じない人たちにどう言えばいいわけ?
というやりとりを日常でしている私は
海外のパルたちにはっきりとした物言いでどんどん言うようになり
日本では意見を言いすぎる人になるのよね…と思ったり。

「アドバイスはいらない!」といっても効果はあまりなかったので、
言い方を変えた。
「私の話を黙って聞いて!」
これはみなさんとても上手にしてくれた。
「~しないで!」より、「~して!」と肯定的に言うほうが
聞いた相手も心地いいなんていう心理もあったような。
こういうことか…。