ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

英語の間違い

小5の次郎の英語はいつも聞いていて面白い。
すごい文章をきちんとした文法で話す!と思ったら、
学校で覚えてきた例文だったりする一方で、
そんな間違いある?というようなことがあったりする。

例えば、先日はたまに来校する外国人の先生に
自己紹介をしよう!と言われたらしい。
外国人の先生が「ナマエを ハンタイカラ イッテ」と
言ったらしい。
つまり、Hanako Satouのように名前を先で名字を後に、
ということが先生の伝えたかったことだろう。
(最近は名字を先に言う言い方が主流になっているのかと
思っていたけれど…。)

そして、外国人の先生が"What is your name?"と
児童たちに聞いて回ったらしい。
次郎も元気よく答えた!と。
”I'm Uroji."
…ウロジ?なにそれ?と聞くと、
「次郎を逆に言った。先生が反対から言えと言うから。」
ということだった。
じわじわとくる笑いで、数秒後、我が家では爆笑になった。
外国人の先生は、
"Oh, sorry?"と名前が聞き取れなかったようだけれど、
日本人の担任の先生が「次郎君、違うでしょ!」と
焦って会話に介入してきたらしい。

ロンドンのパルに面白い話として紹介すると、
"That is very clever thinking by Jirou.
I like Jirou's response."
(次郎、賢い考え方ね!
その次郎の返し、好きだわ~)

次郎の英語の間違いは毎回、面白い。
この前のリスニングテストでも間違えていたけれど
次郎の書いた回答を読んで爆笑した。

多分、読まれた問題文は
「机の上には何がありますか?」

次郎の回答、「頭」
…机の上に頭?それ、ホラーじゃない?
そんなリスニング問題ある?
寧ろ、正解はなんだったのか気になる!と
次郎になんて言っていたのかを聞くと
「ヘッドって聞こえたんだけれど…」と。
ヘッド…ベッド?と考えていると、
「正解は帽子だったらしい」と言う。
「hat」って言ったのね!!とわかった。
机の上に帽子…あるあるな問題文。ホラーじゃなかった。

英語のリスニングテスト、いろいろと試されるテストで
"He is eating spaghetti."
(彼はスパゲッティを食べています)
という例文が読まれ、彼は何を食べているか?
という設問があったらしい。
次郎は「スパゲッティ」と回答し、正解。
次郎の隣の子は「パスタ」と書いて不正解。
スパゲッティはパスタじゃないの?!
パスタの中にスパゲッティがあるんじゃないの?
”麺類”っていう回答も不正解?と
先生の判定基準に首をひねったり…。
私ならパスタも麺類もヌードルもスパゲッティも
小学生の英語なのでオッケーにするけれど…もしくは△。
面白いこどもたちの英語に笑った後に
ちょっと考えさせられた。
パスタは正解だろうと私は思うけれど。