ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

三者面談ショック

中学校の三者面談からの復活に数日を要した。
保護者を交えての三者面談の前に生徒と担任による
二者面談が行われたらしい。
そのときに”仮内申”なるものがでた、という。
兵庫県内申点は通知表の評定、5段階です)
それによると5教科が1つを除き5になった、と。
実技教科は微動だにせず。忖度なしか…。

そして三者面談では「2つあがっただけ」と。
はい?話が違うじゃん!と花子と視線で交戦。
花子が喉から手が出るほど欲しがっていた推薦は
内申点の関係で厳しいかもしれない、と。
それはそうだろうね、この内申点では…と思う。
花子より実力テストなどで30点低かった人は2科目以外は
5だとか、花子より2ランク下の高校を志願する学力レベルの
生徒がなぜか内申点が花子より高かったり…
テストでも提出物でもない、この通知表の評定、
どこからどう出したか保護者にきちんと説明できるのか?
正しいんですか?!と詰め寄りたいのを我慢する…。
(まだ校内推薦委員会が残っているので)

気落ちしすぎた花子、寝込んだ。
「塾にも行かない、しんどい。」と花子が言うので
塾の担任に三者面談のことも含めて事情を説明すると
電話を代われますか?というので、花子に電話を代わった。

塾の先生は花子に今月受けたトップA高志願者限定模試の
結果を教えてくれたらしい。
偏差値73という某トップA高難関コース志願者限定の模試で、
花子の志望校ではないのだけれど、
同じようなコースのある高校(偏差値は1ランク下)を
希望しているため「受けてみたら?タダだし」と軽く誘われ受験し、
数学のテストが激むずだったと真っ青になって帰ってきた。

トップA高の難関コースの入試には難問奇問数学がでるため、
塾でも特別なクラスがあり、志望校は違うものの
同じような試験問題だろう花子も
そこに参加している。
最初は40人以上いるかな?と言っていた生徒数、
3か月でどんどん減っていったらしい。
「また減ってた!」
「現場を見た!」と報告がある。
担当の先生が
「きみにここのクラスはむずかしいんじゃないかな?」と
肩を叩いていくらしい。
なんていうことを…いまそんなことされたら凹む!!と
私は思うけれど、「実力不相応はしんどいから」と
花子は冷静だったけれど、さすがに現場を目撃した時は
「次は私か!?」と震えたらしい。

塾の担任も花子がついていけているのか心配になり、
難関コース担当の先生に
「(肩たたき)電話がある前に電話をしておこう」と
先手を打ったらしい。
先生、本音でてますよ、保護者に! 
「ガッツがある!余裕があるとは言えないけれど
意欲的に取り組んでいる。」と担当の先生が花子を
高く評価していた、と話してくれた。
「女子なのに、男子みたいな子だね。」とも…。
なんでだろう、塾の先生たちが花子をみんなそう評する。
そして、そういうところに「先生、よく見ているなぁ…」と思う。

ということで、どんどん生徒数が絞られていく、
ほぼあのクラスの人たちしか受けていない模試の結果…
三者面談ショックのいま、それ聞かないとダメですか?と
花子も私もどんより。
結果は…国語でまさかの3位!
あのクラスで?あの中で?狂喜乱舞できるじゃない?!
英語は真ん中。数学はヤバい…けれど、結果としては
国語と英語のおかげで真ん中!
「花子さん、理系ですよね?」とつい聞きたくなる
数学の点数だったけれど。
先生から今後の反省として、
「その応用力を基本問題に生かそう!」と言われたらしい。
先生、意味不明!と花子は言っていたけれど、わかる!
先生の言いたいことはわかる!
なんでこの応用問題が解けるのに、計算をここで間違えるんだ?!
ということです…。

トップA高難関コース模試でこれなら、
花子さんが希望している高校のコースには上位で入学できる!
と太鼓判を押されたけれど…
内申点がね…。
A高校難関コース、A高普通科、B高校難関、B高普通科
C高校、D、E…
とある中で、模試ではA高校難関いけるかも?レベルの
学力があって、(もしくは、灘高校C判定)
B高校すら怪しいレベルの内申点(通知表の評定)。
兵庫県の高校入試は内申点が半分、当日の試験点が半分と
内申点の比率が高い。しかも実技教科の!)

花子はいま、C高校に超惹かれる~!とうそぶいている。
どうにもならない内申点にどれだけランクを
下げないといけないのか。
学力だけなら…
当日の点数だけなら…。

出てしまった内申点はもう仕方がない。
あとは人事を尽くして天命を待つ気持ちでいくしかない、
と私は思っているけれど、
花子にいまの気持ちは?と聞くと、
「七転び八起き」だった。
まだ起き上がる気満々でなにより。