ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

"All American Girl" 

今年に入って3冊目!
"All American Girl" Meg Cabot著

いつも黒い服を着てセレブの似顔絵を描くことが
趣味の女子高生が、美術の習い事をさぼった日に
大統領暗殺を防ぐ。
ただの女子高生が国民的ヒーローになり、
大統領の息子と恋に落ちる?というあらすじで、
英語はとても読みやすい。

Meg Cabotは2冊目で、"All American Girl"は面白いという
レビューをたくさん見かけたので、読んでみたけれど…
これ、日本語なら絶対に読まないよ!
というストーリーだと思う。
女子高生なら面白く読めるかもしれないけれど、
春には女子高生のこどもがいる私が読むと、
「はぁ、しんどっ…」と、もうしんどくなるほど。
彼に会って胸がときめいた!ならまだわかる気もする
彼のことを考えただけで心臓バクバクとか…えーっと、
いつの話だっけ?どれだけ遡ればいいの?こわっ!!と
身震いしてしまった、遡れる年数の大きさに

会話も多いので読みやすいけれど、
Meg Cabotの本はもういい…と思った。

この"All American Girl"で100万語を超えた。
100万語を超えれば、きっと楽に読める楽しい世界~!と
50万語のときも思っていたけれど、
正直、あまり変わらないような…。
相変わらず、知らない単語はあったし、
知らない言い回しもたくさん!
本の中に出てきて、今度使いたいと思ったフレーズもたくさん。

hand out grades :成績をつける
dead meat:破滅
toss and turn:寝返りを打つ
My cover was blown:正体がばれた
suck up to 人:(人)におべっかを使う
→He always sucks up to the teachers.
(彼はいつも先生におべっかを使う)
stick to one's conviction:信念を貫く
take a stand:立場を公言する
→Jack is willing to take a stand.
(ジャックは喜んで立場を表明する。)

100万語を達成したことで、気づいたことをひとつ。
「読書は面白い本に限る!」
レベルにあった本が面白いとは限らない。
わからない単語だらけでも読ませる本はたくさんある。
わかる単語だらけなのに、面白くなさ過ぎて放り出した
児童書や絵本もある。
日本語に書かれていようと、英語で書かれていようと
面白い本は面白い!
日本語だったら、読まなかったな…という本は
英語でもやっぱり面白くない…。