ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

言わずにはいられない

フランスのパルが毎回、彼女の名前の前に書く
MMEがかねてから謎だった。
MME Stephanie というようにファーストネームの前に
書いているようにも思うのだけれど、
もしや、このMMEがファーストネームの略?
それとも、爵位でもついているのか?と聞いてみた。
フランスのパルに前回の手紙に
「そういえば、前から気になっていたのだけれど、
あなたの名前の前に書かれているMMEって何?」と。

Madameの省略で、MME。英語のMrs.みたいなものよ~という
返事が来た。
あぁ~!納得。
そういえば、イギリスのパルもMissと自分の名前の前に
つけていたことがあったわ。
そして、自分の名前の前にMMEをつけたり、Missをつける
人たちが、相手(つまり私)の名前の前にはMMEもMissも
つけないっていうことに違和感がある…。
自分を敬うけれど、他者は敬わないのか!?と。
それでも、本人たちには全く微塵もそんな発想がないので、
「なんで私の名前の前には敬称をつけてくれないの?」と
イギリスのパルに聞いたように、フランスのパルに聞くと、
「あら、つけてほしかったの?次から書くわよ。」と
イギリスのパルと同じように返ってきた。
敬称の存在、吹けば飛びそう…。

ドイツのパルからの手紙には「人生の後悔ってない?」と
なにやら大きな話題だった。
人生の岐路といえば、高校受験、大学受験、就職、結婚…
いろいろとあったけれど、後悔は特にない。
しかし、最近は日々、後悔することがある。
”子育て”はもう毎日、日々三省、猛省、ため息…。
他者を変えようと思わず、変えるのは自分だ!と
人生で学んできたはずなのに、これが”自分の子ども”となると
話は別で、つい失敗しないようにと
いろいろと手も口もでてしまう。
親の禁句は「ほら、言った通りになったでしょ!」と
聞いたことがある。
それは言わないように心掛けつつ…
「まぁ、そうなるだろうなと予想できたよね。」
「想定内でしょ。」と、つい言う。
言い方が微妙に違うだけで、ほぼ同じ意味じゃん!!と
いう突っ込みは自分で死ぬほどしているので、いりません。

高校受験というよりも推薦してもらえるかどうか、
校内推薦委員会の結果が気になって仕方がない花子。
最後の実力テストの結果がひどかったので諦めムード。
「校内推薦、落ちたらどうしよう?」と毎日のように聞く。
私も毎日のように言う。「それは死ぬのか?」
「死なない…」じゃあ、それほど重要ではないね、
高校決定が遠のいたっていうだけだから、
勉強頑張る期間が延びてラッキーだね!と明るく話すと、
「それは死ぬ…」と花子が言っていた。
一生懸命にやった結果はどんな結果でも本人が受け止められる。
どちらに転がろうと受け止めれるくらいに勉強してほしい。