ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

逆サプライズ

サプライズ~!!をすることにした。
ロンドンのパルに。

話せば長い話になるけれど…
彼女が「足袋ソックスをまた送って~」と2月くらいから言っていた。


ロシアがウクライナ侵攻を始めたころで
国際小包はストップした。
そして、いまに至るまで航空便で送る国際小包は不可。
船便か、EMSかの二者択一。
船便…紛失しそうだし、EMSは高いし…
航空便で送れるようになってからでいいかしら?とロンドンのパルに
話していた。

そんな中、ロンドンのパルはいくつかの雑誌を送ってくれた。
イギリスのインテリア雑誌をAmazonで買ったことを話したところ
「そっちの方がゴシップ誌より選びやすいわ!」と。
ゴシップ誌はものすごい集中力と好奇心で読める上に
わかりやすい英語で書かれていて読みやすい!
しかも刺激的!で私的には週刊誌感覚で面白いけれど。)
ということで、ロンドンのパルが数冊の雑誌を送ってくれた。
これがまたどれも素敵だった!BBCのGood Foodが特によかった!

日本人の私からすると、イギリスの料理完成写真、
若干、焼きすぎ…というより、焦げてません?と
思うような写真が多かった。
この焦げ目をおいしそうに感じるのか、
しっかり焼く!というイギリスの文化なのか…
なんてことを考えながら雑誌を読む。
こどもが挑戦するレシピなどもあったり、
砂糖の量が多すぎない?と思ったり1冊ですごく楽しめる!

ただ…日本からEU、イギリス、アメリカに送るとき、
いまはPCかスマホインボイスを先に作成して印刷し、
それを郵便局に持参…というとーっても面倒くさい方式になっている。
4,5回しかしていないけれど、面倒で…。
いや、でも、これは各国が決めたことだし、セキュリティー
厳しくなるのは致し方ない…と思っていたのに
イギリスからもアメリカからも手書きインボイスでくるって、
どういうこと?!
日本の税関審査だけ、ゆるいの?!
私はこんなに面倒なことをしているっていうのに~!!と
手書きで"magazine"とか”candy"って書かれてあると、
「ちょっと~!ちょっとちょっと!!」と思ってしまう。

話を戻して、そんな面倒なインボイスを作成し、
郵便局に持参し、印刷して貼り付けて終了…ではなく、
日付と署名を6か所ほどして(結局、手書きかよ!と思う)
ゼーゼー言いながら、EMSを出した。
3000円の足袋ソックスに3000円の送料をかけて。
EMSなら2日でイギリスに行くと郵便局のHPにあったので
きっとロンドンのパルは二日後にはびっくりするわ!
サプライズよ!と思っていた…。

2日後、音沙汰がなにもないので、ロンドンのパルに
「郵便受けの確認はしてる?」と聞くと、
ストライキ中よ」と。
・・・なんですって?!
それ、いつ始まった?鉄道ストだけじゃなかったのか?
どういうこと?!
2日でイギリスに着くって言うから高いEMSを送ったっていうのに
私は遅いEMS(←早くて安全が取り柄のはずの)に3000円払ったじゃないの~!
私のEMS、安全に着いてくれたら良しとしよう。
物価上昇による賃上げ要求のストは支援したい。
いいんです、私の3000円のEMSなんて…微々たるものですから…。
でも、できればEMS送る前に知りたかったわ、ストするってことを。
サプライズするつもりが逆にサプライズされちゃった。