ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

贈り物にソックス

ロンドンのパルに、ようやくEMSが到着した。
所要日数9日…EMSですけど!
いや、致し方ない、ストライキでしたから。
物価上昇による賃上げ要求のストライキなんて聞いたら
「支持するわ!」としか言えない。

今回も彼女の希望した足袋ソックス(2本指ソックス)。
2本指ソックスを見かければ、買い集め、
ロンドンのパルに送る箱に集めてきた。
送るときに気づいた、同じ模様のが2セットある!!
足袋ソックスの世界、狭い。。。

そんな言い訳をロンドンのパルにしたところ、
気づいたけれど気にならないから!ということだった。
ロンドンのパルの履いている足袋ソックスのデザインが
変わっているねとよく言われるらしい。
(日本の伝統模様の足袋ソックスを彼女が好むので
そういうデザインのソックスを選んでいるから)
「日本の友達にソックスをプレゼントしてもらっている」と話すと
変な顔をされる、とロンドンのパルが話した。
それは、「イギリスでも靴下売ってるでしょ?」ってことか、
「その変な2本指ソックスを敢えて?」と思われているのか、
「日本の伝統デザインが変に見えるとか?」と聞くと、
友達にソックスをプレゼントしないから、と
予想外の答えが返ってきた。
まぁ、確かに日本人の友人にソックスを誕生日プレゼントに
贈ったことは私も考えてみると一度もないけれど…と
思ったら、そういうのとも違うらしい。

Being given socks by people as a gift here usually
means you don't know anything about the person
and so just get something they will always need.
(ソックスを贈り物としてもらうっていうことは
大抵、あなたがその人が欲しいものも
その人のことも何も知らないってことよ。)
”I've told you before "(前にも言ったけれど)
と言われたけれど、新鮮な気持ちで聞いたよ!
…そうなの?!ソックスを贈り物にしたらダメなのか!

ちなみに、ロンドンのパルの夫はロンドンのパルのお父さんや妹さんから
誕生日プレゼントにソックスをもらっていたらしい…。
えーっと、イギリスでは、それはその人のことを知らないっていう
意味になるのに、それはいいのか?と、つい聞くと、
「彼の欲しいものは私でも難しくて、
私が彼にあげたプレゼントの7割も箱のままよ。」と。
そうか、そういう人には消耗品…っていう発想はわかる。

私の夫のおかあさんも”大事に箱にしまっておくわ”の人なので、
全くプレゼントを使ってくれない。
ということに結婚2年目には気づき、以降、贈るのは消えるもの、
しかも食品。自分で買うのはちょっと躊躇する値段設定のもの。
ハム、ハンバーグ、ウナギ、などのちょっとお高めで食べやすい、
ほぼ調理不要、または湯煎かレンジでチンの食品が、最高に喜ばれます。
「おいしかった!楽ちんだった!」と。

ロンドンのパルは夫へのプレゼントに悩む、と話すので
「私が彼に贈るプレゼントは決まったわ!女性ものの足袋ソックス」
と話すと、
「なんで?」と聞かれた。
ロンドンのパルが怒った時に、「これ…」と彼がプレゼントする用。
妻の機嫌を楽に素早くとるものこそ、彼が欲しいものに決まってる!
"Hahaha,Indeed!"(ハハハ、確かに!)
と言われた。
足袋ソックス、また買い集めなければ。