今年読んだ和書のベスト3も発表したい。
和書は何冊読んだかの記録をつけていないので何冊読んだかは不明。
面白かった本は手帳に書き残しているので、
その中からベスト3を。
第3位、
『国境なき医師団を見に行く』
中高生に読んでほしい一冊。
軽い寄付があふれているけれど、いやお金がある人は寄付すればいい
とは思っている。
それでも、どのように使われているか、
どのような気持ちで援助するのかについても考えてほしい。
国境なき医師団の文化を尊重する姿勢に感心した、
さすがフランスでの設立だなと思ったり。
第2位
『僕の狂ったフェミ彼女』
正直、物足りない…と私自身は思ったけれど、
このくらいのフェミ感なら、いろんな人に受け入れられて
とっかかりとして読めるのかもしれないな、と思ったり。
性描写があるので、高校生におすすめ!とはできないような…。
女性学に興味のある人、女性学をしっかり学んだ人、
いままで興味がなかった人、どういう人が読むかで感想ががらりと
変わるだろうなと思う。
この本の感想でわかる試金石のような一冊。
物足りない、と思う私はがっつり女性学について読んだ派で。
第1位、
『アダム・スミスの夕食を作ったのは誰か』
私にとっての今年一番の衝撃作だった。
何が衝撃って、300年前のアダム・スミスの理論がまだ平然と
適用されているというその事実!
はぁ~?
はぁ~?
はぁ~?とひたすら、怒りを抑えながら読んだ。
経済学を女性学の視点を用いて考える本とも呼べると思う。
ほかにも友人や知人が紹介してくれた本も全部読んだ。
感想としては「大衆向けにも程がある浅い本!」とか
「何も残らない!無!」な本もあったし、
「それ、解釈違いませんか?…著者、専門家じゃないじゃん!」
みたいな本もあったし、
「タイトルに偽りありですね。。。」という本もあった。
来年は和書をもっと読み、日本語の語彙力を上げようと思う。
年々、ルーに近づいている気がする。