ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

学校健診

中2の息子が視力検査に引っかかって、C判定の紙をもらってきた。
C判定は(0.3~0.6)になっている。
眼鏡をかけてC判定なら、まずいではないか、と眼科に行くことにした。
高校生の上二人の送迎(各種ある)がない日で、
部活がない日で、習い事もなく休診日でもなく…と各種、スケジュールを
調整して眼科に行ったら、待合室はいっぱい。
どうやら、ほかの学校でも視力検査があったようで
(なぜ、みんな同じ時期に視力検査をするんだ!と声を大にして言いたい)
付き添いの保護者の多くは学校から渡された紙を受付で提出したり、
受付でハンコを押されたものを渡されていた。

我が家の末っ子、眼科で視力検査をしたところ、1.0と0.9 でした!
・・・はい?C判定は?とつい眼科医に聞くと、
「学校での視力検査はきちんとしないので、違うことが多い」と。
同じ説明を私たちの前の人にもしていたし、
後ろで待っているママさんにもするのかもしれない。
学校での視力検査よりは眼科での視力検査が正確です、と
眼科医に言われ、それはそうに違いない、と「問題なし」と書かれ
病院のハンコを押された用紙を受付で受け取った。
そもそも学校での視力検査はどうやってするのかと息子に聞くと
「〇〇先生と〇〇先生が2,3回聞くだけ」という一言にくらっときた。
それならもう運転免許の更新のときのように機械置いてくれたらいいのに
素人の検査でしかも間違えていたなんて、この私の労力は…と絶句した。

そして、今度、こどもたちが持ち帰ったのは歯科検診の結果。
高校生の花子、「虫歯あり」高校生の太郎「歯肉炎、虫歯、かみ合わせ」
中2の次郎は問題なしで用紙ナシ!
フッ素塗布と矯正の定期健診で歯科を受診した際に用紙を受付に提出。
3人の処置が終わった頃、かれこれ7年のおつき合いの歯科医が出てきた。
「花子ちゃんは着色があって、それを初期虫歯だろうと思ったのだろうけれど
虫歯ではない」(学校での歯科検診では触れないから、
判断つきにくいときもある、と)
「太郎くんの高校の歯科検診の先生、厳しすぎ!虫歯はないし、
歯もいつもきれいに磨けていて、歯肉炎もない。かみ合わせも問題ないのに。」と。
「問題は歯科検診に引っかからなかった次郎君、初期虫歯6つ」
初期虫歯6つって…と呆然としている私に
「学校の歯科検診って、謎」と歯科医も話していた。

そもそも定期的に歯科受診をしている家庭の子どもは
見つけても初期虫歯で、学校から紙が出ようが出まいが定期的に
歯科を受診する中で処置されている、と。
(最近はフッ素塗布や矯正と予防の歯科にかかる子は多い)
「でも、中には…歯が溶けている子や虫歯だらけの子、
ネグレクトっぽい子もいて…歯科医をしていて虐待を見つけた」
なんてこともあったとか。
虫歯発見ではなく、虐待発見のための学校検診なのか…。

上二人に比べて末っ子の歯磨きがいまひとつ上手にならない結果に
私は密かに反省した。
上二人は矯正済みで、結構な金額がかかってます!
だから、歯磨きをしないなんてありえない。
「あなたの歯にはウン10万円かかってましてね…」と言い続けた結果、
歯並びも歯もいつもきれい!
末っ子は「矯正していないのにきれいな歯並び」と歯科医に言われるほど、
そのため私も歯磨きを口やかましく言うことはなく…この結果。
「気を付けます」と私がつい言ってしまった。

 

インドセンダン

ロンドンのパルからカードとともに届いたもの。
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・・・なんだこれ?
Teaというのはわかるけれど、”Neem Loose ”ってなに?
日本語ではインドセンダン。
あぁ~!インドセンダン!!ってなる人、どれくらいいるの?
私は全く知らなかったので、調べたら、どうやらすごく苦いらしい。
ロンドンのパルは全く知らないものを買った、と
手紙の中で書いていた。
「一緒に冒険しよう!」と。

こどもたちは「危ない葉っぱ?」「日本で合法な葉っぱ?」と
透けて見える乾燥した葉を見て言う。違法な葉を見たことないもので
合法!ただのハーブティー…のハズとちょっと自信がない。
いや、私も「これ、税関通ったのね」と驚いた。
ミントティーが引っかかって開封確認されたこともあったのに、
これは税関を普通に通るのか…と。

3日に1度はラインで話したり、メッセージを送り合い、
ほぼ日常を知っているのに、手紙を書いてくるとは…
ロンドンのパル、なかなかやるな!
私はネタがない!とちょっと焦っている。

左右盲


今日、新しいことを知った。
左右盲
病気でも障害でもないらしいけれど、とっさに判断を迫られると
左右の区別がつかなくなる、と。
・・・私だ!!

保育園時代から「メイちゃんはまだ左右がわかっていない」と
保育士に母は指摘されたらしい。
「右手を上げて」と言われて、一人左手を上げていることがある、と。
そんな私に母は上履きに右の「み」と左の「ひ」を書いた。
右左がわからなくなったら、上履きを見なさい、とカンニング…。
それでも間違える日も多かったらしく、
「そもそも、上履きを左右逆に履いていた」とかで、カンニング
意味がなかった。

左右盲の人が苦手なことは視力検査、というところに大いに納得。
私はいつも右手をチョキにしている。
箸を持つ手、右手、とわかるように視力検査ではいつも右手はチョキ。
運転免許の視力検査でもチョキ!
人差し指を丸の穴が開いた方向に動かしつつ「右」「左」と言ったり
一呼吸置けば大丈夫、ということも経験から知っている。

それでも運転していると、たまに「右って、どっち?!」となる。
「右折や!」と夫に助手席で言われて、左折したこと数回…
左右で言うと危ないと知っている夫は指で左右を示してくれる。

そういえば、犬の訓練士さんが「左につけて歩く訓練をしました」と
行ったとき、訓練士さんと対面していたのに、
犬が訓練士さんの左か右か、向かい合っているのにわからなかった。
えーっと、私の逆だったから…と後で思い出してわかった。

そんな話を家族にしたところ、高3の花子も「それなら私も左右盲」と
言い出した。
ピアノのレッスンで「右手で弾いて」と言われて左手で弾くことも多く
「それ左!」と突っ込まれることが多いらしい。
もちろん、その逆も…。
考えればわかるんですよ、箸を持つのが右手だから…と、
でも、とっさにどちらが右かわからない、そういう人が左右盲なのだと思う。

英語では Left-Right confusion (直訳すると、左右混乱)
私はどうやら、それらしいわとロンドンのパルに話すと、
「聞いたことがある」と。
私ば右がわかるようにチョキで箸を持つ手=右、としている、
と話したら、ロンドンのパルは
”Left hand makes an L shape"「左手でLの形になる」と。
Lの字ができるのはLeft(左)、と。
左手でL?指で作るLの文字って、コイルの法則のときにする変形で
親指と人差し指でLを作る?あれ?右手でも左手でもできるけれど…と
ロンドンのパルにLを作ると”Oh dear!"(あら、やだ…)と言われる。
正解は、手のひらを下に左右の手を向ける、らしい。
そうすると、自然な形にLができるのが左手(Left)だ、と。
国により左右の覚え方が違いそうで面白いので、
次の手紙を書くときにパルたちに聞いてみようかと。

そうじゃない!と思うとき

海外のパルたちと手紙を書いていて、「ん?」と
違和感を感じることがある。
海外文通を始めた当初は違和感をスルーしていた。
その違和感を伝える勇気がなかったのか、それも文化なのか?と
丸飲みしていたのか、いまとなってはわからない。

海外文通歴が長くなり(10年以上している!)、
文通歴の長いパルたちばかりになってきたので、気心が知れた
気の合う人ばかりなので、以前よりは言いやすい関係性になっているからか
年相応のずうずうしさを私が身につけたからなのか、
「それって、どうなの?」と疑問を呈することが容易になった。
政治についての時も、文化についてのときも、食事についてのときもある。
彼女たちから質問されることもある。
そこには”友人からの質問”という大前提があるからか、
攻撃性を全く感じないからか、
質問するときも質問されるときも率直に聞きやすく答えやすい。

とはいっても、やはり文化の差を感じるときはある。
「いや…そういうことではなくてね…えぇっと、…伝わってない!」
と思うときはいまだにある!
いまだにそういう文化の差を感じることがあるということがとても楽しい。

例えば、フランスのパルがMME(マダムの略、敬称)とつけたとき。
”Mrs.”のフランス語版で、それが敬称なのだということは
調べればすぐにわかった。
問題は、というよりも疑問は、彼女は自分の名前に”MME”と敬称をつけ、
私への宛名部分、私の名前には”MME”をつけなかったこと。
自分には敬称をつけるのに宛名には敬称をつけないって、
そんなことあるのか?!と衝撃を受けた。
それを複数回受け取ってから聞いてみた。
「どうして、自分には敬称をつけて、相手(私)には敬称をつけないのか?」と。
彼女からの答えは「つけてほしかったの?」だった。
・・・いやいや、そういうことじゃない!とズッコケそうになった。
フランスのパルは以後、私にMMEを付け…ることはなく、
(多分、すっかりまた忘れてる。自分のアドレスシールにはMMEつき)
私の宛名にはなぜかフランス語のアクサンテギュ(文字の上についている点)を
つけている。
・・・そこじゃない、と彼女からの手紙を受け取るたびに、
つい突っ込んでしまうことを楽しんでいる。

そして、今日、ドイツの高校の先生をしているドイツ人パルから
手紙が来た。
14才の娘のKonfirmatiion(堅信式)をした、と。
祖父母や娘ちゃんのゴッドマザーを呼び、娘ちゃんは紺色のワンピースで
そのほかの出席者もスーツ、と七五三や成人式のようなきっちりさ。
昔は黒のワンピースを着ることが伝統だったらしいけれど、
現在は紺のワンピースが一般的なんだとか。
結婚披露宴風のパーティ写真付きでたくさん紹介してくれた。

へー、ほぉーと知らなかったドイツ文化を彼女の手紙から学んだけれど、
便箋3枚、全部赤文字だった…。
赤だ…。赤…。
ドイツのパルからは前も赤文字の手紙をもらった気がする。
そのときは宛名から便箋まで全部赤文字で、呪いの手紙か!と思ったけれど
中身はふつうのもの。
そのとき、彼女に書いた。
「日本では赤文字で名前を書くとか、手紙に赤ってなんだか不吉で…
できたら、違う色がいい」と。
生きている間にお墓を建立した場合は赤文字で名前を書くことから
赤い文字で名前を書くことが好まれないのかも、と書いた。
「わかったわ!」
ということだったけれど…宛名だけ黒にしたか。
確かに名前は黒だ…。便箋は全部赤だけれど。
私の言いたかったこと・・・伝わってない。そうじゃない!と脱力した後に
笑いがこみ上げてきた。

私は赤から血を連想して不吉に感じるけれど
ドイツではそういう認識がないのだろうなぁと。
寧ろ、ドイツで不吉な色って何色なのだろう?と
聞かなければ、と思った。

スイスでマスク

スイスのパルから「ちょっと聞いて!」と怒りの手紙がきた。
菜食主義者になって久しい彼女ではあるけれど、
コレステロールの値がよくなかったらしい。
「卵を食べすぎているのではないか?」と卵を食べていないのに
言ってきて、具体的なコレステロール値を下げる方法についての話はなく。
「かかりつけ医をかえることにした!」とかかりつけ医変更にまで
踏み切るほどの怒りだったらしい。
30数年お世話になってきたけれど…と。

その後、友人に紹介された医師に予約を取り、行ったらしい。
彼女が入室するとその医師は、
「そのマスクはコロナウイルスをまだ恐れているのか?
それともなにか精神的な問題を抱えているのか?」と言ったらしい。
ここも無理…と彼女は思ったとか。

スイスのパルは病院を受診するときや電車に乗るときには
マスクを着用しているらしい。
スイスにはもうそんな人はいないらしいけれど、
人混みやウイルスうようよの病院に行くときにマスクつけていくことは
そんなに言われることなのかしら?と憤慨していた。

日本では病院でもマスク着用は患者に任せる、という病院もあれば
「マスク着用にご協力ください」という病院もある。
医療機関ではマスク着用をお願いします」と、
我が家の愛犬の動物病院はマスク着用になっている。
・・・動物病院も?と思いつつ、マスク着用しているけれど
マスクを携帯しないことがまた日常になりつつある私は
鞄に入れ忘れることも多々あり、車にマスクを置いている。
中高生のこどもたちもマスクなし生活になっている。
花粉症の人もいるので、マスクをしている人がいても
日本ではそれほど奇異には思われないだろうと思うけれど
スイスでは、風変わりに見えるのね~。

訓練1か月目

愛犬のフィラリア予防の薬をもらいに行って、
受付をしている獣医さんの奥様と少し話をした。
そのとき「訓練はどうですか?」と聞かれた。

愛犬の訓練ですか…はぁ…とため息から機関銃の勢いで
ここ1か月のできごとを話して
「長い目で…」となぐさめの言葉をもらった。

「ドッグトレーナーにお願いした!」
「訓練が終わった」
というブログはいくつか読んだ。
愛犬の訓練をお願いしている現在進行形の飼い主のブログ、ほぼない!と
言っていいほどレア。
何と比べて情報が少ないか、だけれど、「塾ナシ 高校受験」とか
山ほどでてくる。8割の中学生が塾に通うと言われているいまでも。
犬の訓練の様子のブログがなかったので、近況報告をしようと思う。
もちろん、犬の性格と訓練士さんの方針と、犬種と…
各種、違いがあるので参考程度で。

我が家のバーニーズマウンテンドッグ、1歳7か月、45㎏。
攻撃性なし、警戒心少々(Youtubeで観るバーニーズの3倍か4倍は
警戒心があるけれど訓練士さんに言わせると、
バーニーズの中では警戒心がないほうだという。
っていうことは、あのYoutubeで観るバーニーズは警戒心ゼロに近い?!)
超慎重派、と訓練前の面談で愛犬を見た訓練士さんたちに言われた。

訓練1か月目は信頼関係を築くことをするので、訓練はほぼしない、
と言われる。
夫と、こどもたちの”慣らし保育”を思い出した。
登園準備がほぼ1時間で、必死にご機嫌とってこどもを登園させ、
2時間後にはまたお迎えに来てください…っていう”慣らし保育”があった。
大体はその内、慣れて笑顔で登園、但し我が家の太郎は卒園まで
登園を嫌がったけれど。(小学校からは楽しかったらしい)
我が家の愛犬、初日、訓練士さんの車に乗せられたクレートを拒否、
力技で入れる…ということを繰り返すこと4回。(週2)
「もう、頑固ね~」と訓練士さんに笑われる。
なんと、訓練所では今度はクレートから出ることを拒否するらしい。
クレート拒否犬になにかプロ技はないのか?と聞くと
「いままでは入ってくれるか、苦労しないサイズなので」と言われる。
45㎏の頑固な子犬は初でしたか…。(大型犬は2歳までは子犬)

3週間目、そろそろ力技のやり方をマスターしてきた!と変な方向で
私が愛犬をクレートに押し込む自信がついたころ、
嫌すぎてパニックになった愛犬に噛まれ…流血。
訓練士さんでも他人でもなく私でよかった…箸もペンも持てない痛さで
受診したら、ちょうどピットブルが逃走したニュースが流れていた。
看護婦さんに「まさかピットブル?よその犬?」と聞かれ、
「・・・我が家の犬です」というときの恥ずかしさったら…。
訓練士さんも「結構、深い」と言った私の傷、深かったようです…。
その後、愛犬は猛省し、点耳薬のときには逃げずにされるがままに。
人間でいうと、反抗期の中高生男子の手が思った以上に強く母親に当たり
「やっちゃった…」と反省している感じになっております。

息子の太郎の登園拒否を思い出す愛犬の訓練拒否ぶりに頭を悩ませていたけれど
ふと気づいた。
車の荷台にあるクレートの位置が高いのでは?と。我が家の愛犬、運動神経が…で、
と訓練士さんに伝えると、訓練士さんが車の後部座席を開けてみた。
するっと乗車。そこで固定され、そこが定位置になった。
訓練所ではいまどんなことをしているのですか?と聞くと、
「荷台に足を犬が置き、後ろを抱えて押しあげる訓練です」と笑顔で言われた。
・・・その訓練にすでに1か月をかけているんですね!と訓練費用を考えると
涙が出そうになった。しかも、後部座席に乗ることで、その訓練意味なしに。
いや、最初の1か月は訓練しないって言っていたし…と自分を慰める。

車に乗ることがさくっとできるようになり、ついに左側について歩く、
という訓練を始めた、らしい。
元々、ストーカーっぽく左側にくっついて歩くタイプだったので
訓練の成果を感じにくいけれど…と家族で話しているとき、
訓練から帰ってきて昼間は涼んでいた愛犬が夕方に嘔吐した。
そのまま様子を見ていたら元気そうだったけれど、熱中症だったのかも。
訓練が11時スタートなので、ちょっとそろそろ暑いかも、と
訓練士さんと次に会った時に嘔吐の件も含めて伝える。
「暑さに弱い犬種ですものね、この子も暑そうにしているときもあるので
時間変更か暑い時期はお休みか、検討していきます」と。
時間変更は良い、っが、お休み?
保育園訓練所に慣れてきたいま、長期休暇に入るんですか?
それって、慣らし保育終えて保育園に慣れた子が夏休みでリセットされるのと
そのまま同じ状況しか想像できませんけれど。
また訓練いや~!!からスタートでしょうか?と想像だけでぐったり。

ここまでが訓練1か月です。
「…何も変わってないじゃん!!」というツッコミをしたくなる。
これからに期待!

お灸

今年の花粉症はひどかった。
普段は鼻水がでない私も鼻水が止まらず、くしゃみの連発。
花粉症の時期には薬を処方してもらっている夫は
いつもの薬が効かず困っていた。

そんなとき、なんのきっかけだったか失念したけれど
お灸をしてみることになった。
ドラッグストアに行くと、お灸が売られている。
レベル1からレベル5まで。
初心者はまずはレベル1から試してみるようにと箱の外側に
説明が書かれていたので素直に従う。

ドラッグストアで売られている”せんねん灸”に代表される
お灸は台座があり、上にちょこんともぐさが乗っている。
恐る恐るお灸をしてみる。
最初は一番皮膚の厚いに違いない夫。
「熱くない」という。
熱いと感じたり、痛いと感じればとってよいと書かれていたので
熱い!となったら、すぐに外そうと私もやってみた。
「…熱くない」
じんわりとほのかに温かいくらいで、ホッカイロの最高温度より
低いのでは?と思うほど。
両親が「熱くない」というのを聞き、中高生のこどもたちもしてみた。
手の甲の合谷というツボ。ここが万能のツボらしいので。
こどもたちも熱くない!と。
我が家は結局、その後、レベル4の「にんにくきゅう」がお気に入り。
にんにくの香り…するかな?
もぐさとは違う…くらい。

ド素人の私がネットで見ながら適当に(多少ずれてもよしとなっていた)
お灸をした結果、夫の鼻水が止まった!
お灸?まさか?と思いつつ、鼻水が出ればお灸…と連日するようになり
薬をほぼ飲まずお灸で花粉症を乗り切った。

そのほかにも生理痛で初日や2日目は悶絶してベッドから起き上がれない、
というレベルの高校生の娘に婦人科系に効くというお灸。
生理痛がなくなった、とむくっと起き上がり、普通の生活ができた!
お腹の上に乗せるので熱いかと聞くと「いまお灸ついてる?」と
聞いたので、熱くないようだった。
中学生の息子は腕が痛いときにもお灸。
足が疲れたといっては夫は足にお灸。
お灸の欠点としては…若干、お灸臭さがする。
にんにくきゅうだから余計?
高校生の娘の制服に臭いがついたようで、
「この臭いは何だ?」と学校で言われ、「タバコか?!」となったらしい。
先生に「この臭いは何だ?タバコとは違うようだけれど」と聞かれ、
「お灸です…」と女子高生が答えたのよ!恥ずかしいったらないわ!
という抗議を受けた。
そういうことも対策済みで、せんねん灸ではアロマの香りお灸もある、
っが、温熱レベルが弱すぎる上にドラッグストアには置いてなかったので
まだ試さず。

そんな話を花粉症で苦しんでいた、というペン字の先生にしたところ
「お灸に効果はあるのでしょうか?」と聞かれた。
ぜひ、一度試してみてください!と言いたいところだけれど、
ドラッグストアで販売しているお灸は150個入りや230個入り、と
ちょっとお試しするには敷居が高いので、
「使ってみてください」とお灸のおすそわけをした。
先生が使ってみたところ「定期的にブロック注射をするほど
腰痛がひどく、それでも痛みはなかなかとれなかったのに
お灸の効果か、お灸をしてから痛みがなくなりました。
お灸にはまりそうです。」とお手紙をいただいた。

ロンドンのパルが娘ちゃんの小学校入学にあたり、
宗教色のない学校を選ぼうと思う、という話をLineでしてきた。
宗教色はダメなの?あなたの宗教と違うの?という話をしていたら
「メイの宗教はなに?」と聞かれた。
最近、”お灸”を信仰していると話すと、「やったことない!!」と
ロンドンのパルともお灸で盛り上がった。