私のパルたちは”超”キレイ好きの人と、
”埃じゃ死なない”と豪語する人たちにきっちり二分される。
中間はないのか、中間は?と思うほど。
「アメリカに来る予定があるなら、半年前に連絡しなさい!」と
言う人たち。
片づけるのに半年かかるらしい。
私なら「2週間で大丈夫よ!」と彼女たちにだけ通じる自慢。
イギリスのパルも我が家の夫の掃除の話をすれば、
「潔癖症?あなた、大丈夫?」と心配された。
イギリス人の彼女から見ても、大ざっぱな私が、潔癖症の夫と結婚?!と。
一方で、フィンランドのパルは
「片付いていないことがストレスなのよ!」と言い、
アルジェリアのパルも「趣味のようなものよ。」という。
とても整然とした部屋を写真で見せてもらった。
モデルルームか?生活感ないなぁ~と思ったほど。
対抗して掃除するか?と聞く夫に、
近くのモデルルームで写真撮ったほうが早い、と言いそうになったほど。
最近は、「掃除はしない主義よ。」と言い出すオランダのパルまででてきた。
ポスクロで知り合ったフランスの元軍人ママさんは、毎朝10キロ走ってから
掃除にとりかかるらしい。
「今日はすべての窓を磨くの!」とか「モップをかけてまわったわ」などなど、
メールには必ず今日の掃除内容が書かれている。
それって、1こずつするものなの?部屋単位じゃないの?と
かねてからちょっと不思議だった。
彼女は何かと「家が大きいの!」「部屋が広いの!」とおっしゃり、
それは、小さな我が家では掃除が楽そうってことか?
いやいや、片づけたところから、散らかしていくこどもがこっちには3人もいるのよ!
小さいのが3人も!
彼女がこの前のメールで家の広さを書いていた。
192㎡、60坪前後ということでしょうか。
敷地全体というよりも、建坪で60坪、2階建てのようです。
実は、我が家の敷地面積はそれなりにある。
ただ、築40年がくる家のため、建坪は少ない。
この家でさえ整理整頓を完璧にできない私にはこれでいいんです!
田舎のほうにいけば、我が家がすっぽり入りそうな農機具小屋が
たくさん並んでいたり、立派な家があるけれど、
人口密度じゃ負けてない!…自慢になりませんが。
近所のおばさまたちに「どうやって寝てるの?」と時に冗談で、
でも、顔は真剣に聞かれます。
「2段ベッドを3つ並べてます!刑務所より狭いです。」と言うと、
爆笑されます。
冗談です…。
ダブルの布団2枚に私と子ども3人…のハズが、
みんながくっついてくるので、ダブルで私とこども3人。
寝返り不可、トイレに行くと寝る場所がなくなっているのが常。
広い家にみんな憧れるようだけれど、借家で広い家に住んでいた時
とっても不便で、光熱費だけやたらとかかる。
いま、呼べばすぐにこどもの声が聞こえ、
ほとんどこどもたちが見渡せる狭い家、かなり気に入っている。