イランの友人に婚約者の写真を送って!とお願いしたところ、
Lineで彼との2ショット写真をキラキラに加工した上で
送られてきた。
プリクラ感覚なのか、日付入り。
婚約者の男性は想像通りの柔らかさというか、優しそうな男性で、
ファーちゃんもとても素敵な笑顔だった。
結婚式の写真も是非見たい!と行ったところ、
「あなたが来れなかったらね。」と言われた。
イランまで往復運賃だけで安くて12万円…家族5人で行けば…
想像するのを止めておこう。
ファーちゃんが「私たちには共通点がたくさんある」と言った。
「年齢、身長、性格、それに実母が糖尿病!」と。
確かに、確かに、と笑ってしまったけれど、
その後で彼女が言った。
"You are one of a kind."
…えっ?ごめん、意味が分からない…と一瞬固まり、
調べてみた。
「独自の」「ユニークな」という意味で、
「あなたはユニークな友人」という意味にそのときは解釈した。
そういえば、ファーちゃんは私のペルシアンネームを
”ユニーク”を意味する言葉をつけようとしたくらいです。
ノーマルとも言われたくないけれども、ユニークってのもねぇ…と
そういう二者択一は悩むところです。
彼女とチャットした後で、もう一度、"one of a kind"を調べてみたら、
『デスパレートな妻たち』でイーディというお騒がせキャラの女性が
事故死したときに、イーディを表す言葉としてスーザンが
”Four words,one of a kind."(4つの単語で、唯一無二)
と言っていたり、
オバマ大統領がロビン・ウィリアムズの追悼のコメントとして言っていた、
”He was one of a kind."(彼は唯一無二だった。)
本当にロビン・ウィリアムズの作品は私も大好きだったのになぁ…。
なんだかしんみりして、夫に言った。
「ロッキーが亡くなったときもオバマ大統領が”one of a kind"と
言っていたらしいよ。」と。
「ロッキーって、誰?!」と夫に聞かれ、
えぇ?!ロッキーを知らない?あの有名なロッキーを?
『ミセス・ダウト』『パッチ・アダムス』『グッド・ウィル・ハンティング』は
一緒に観たのに、もう忘れたのね~と優越感に浸りつつ言ったら、
「それ、ロッキーじゃない、ロビン・ウィリアムズ。」と
夫に冷静に指摘された。
そうそう、ロビン、愛称はロッキー…はちょっと無理があるか。
いやぁ~、それにしてもファーちゃん、
"one of a kind"の意味、私知らなかったけれど、
ファーちゃんって、英単語をよく知ってるよね~と話したところ、
「Liana,あなたは私のことをよく忘れっぽいというけれど、あなたもよ!
私の仕事は英語の先生だって、何回も言ったから!」と言われた。
・・・そういえばそうだった。
彼女は(確か)中学で英語の先生をしてました!
”唯一無二の友”と思ってくれる友人がイランにいる、
とっても嬉しい気分になった。