コロラドのパルと久しぶりに長く話した。
といっても、10日に1回は2時間くらいチャットしたりしている。
長く続くパルたちとは愚痴トークが多くなる気がするのは私だけかしら。
よくいえば、自分のことをさらけだせる仲で、
悪く言えば、終わりなき愚痴大会へと発展する。
「何を愚痴るの?」と夫に聞かれると、
「そうねぇ~、まぁ、夫のこととか、夫のこととか、夫のこととか…
まだ聞きたい?」と聞くと、
「そのくらいで結構です…。」と言われた。
やはり、ママさんたちが多いですから、
話題は子どもの病気(持病やADHDなど含む)、
義母との関係はもちろんのこと、実母との関係も悩ましい。
「相手は私の弱点を的確に突くのよ!」とイギリスのパルが
実母を評して手紙に書いていたり、
「実母に関して?話が長くなるし、良いことないから書かない」とは
アメリカのパルの手紙にあった。
もちろん、夫が気が利かない大きい息子になっている話は
天気の会話レベルで繰り広げられる。
いかに料理ができないか、いかに子守ができないか、
いかに掃除ができないか。
天気の会話と同程度、つまり、それほど意味はないということで、
一応、話題にはするけれど、本気で怒っているわけではない。
でも、いかに夫が私のことを愛しているか…を書くパルも多い。
「サプライズのデートをしたの」とか
「結婚記念日を結婚して14年目で初めて
夫がレストランを予約してお祝いした。」とか…
そういうときは、わざわざ夫に「アメリカのLの夫ったらね~!」と
教えてあげる。
未だ、私が教えた内容が活かされたことはありませんが。
「不器用な男ですから!」で許されるのは高倉健だけなのに。
コロラドの6つ下のパルとの話は小学校時代の友人と話すような感じに近い。
「この前、文通募集のサイトでアメリカ人男性が電話番号を
教えてくれってうるさくてね…」という話をしたところ、
「なに、それ~?結局、どうしたわけ?」と彼女に聞かれ、
「夫もいるし、子どももいるし、電話番号交換する気はないと
きっぱり断った。」
「実は、私もこの前、同じようなメールをもらって~」
「電話番号教えた?」
「なんで?!」
「あなたはシングルでしょ。」
「もう男性は本っ当にこりごりで…って、知ってるでしょ?」
「あぁ、まあね…」
というようなどうでもいい~話ばかりするけれど、
転職とかキャリアとか子どものための引っ越し(環境選び)など
話題は多岐に渡りつつ、
「バレンタインのチョコ、また送るわ~!」で終わった。
カナダのパルが「子どもができて、
定期的に連絡を取ることがむずかしくなって、
何人かの友達が去って、それがすごく悲しい。」と前に書いていた。
大人ですが、子ども時間で動いてますから…。
「手紙は好きな時間に書けて、自分にも向き合える」と第3子出産を
11月に出産したばかりの別のカナダのパルからも手紙が届いた。
長電話の相手がいないから、つらつらと書く手紙に救われたり、
気づかされたりするんだよね~と読みながら思った。
そういえば、コロラドのパルは悩みがあると、
私に手紙をつらつらと書き、書いていると復活するらしい。
なんだか話が自己完結してますよ…といういろんな日時に書かれた手紙が
大分、経ってから、5つ、6つ一度に送られてくる。
私の意見を求めているわけではなく、返す言葉は
「わかるわ~」や「大変だったわね~」という相槌だけでいい。
その気持ち、とてもわかる。
求めているのは相槌だけ。