本好きのパルたちとおすすめの本やお気に入りの本の話をすることが多い。
結末が悲しいものや悲惨なもの、残酷なもの、ホラーはパス!と
いままで言っていたけれど、もう一つ加えようと思う。
「聖書もパス。」と。
アメリカのパルが「限定ものの聖書を買ったの!!」とメールをくれた。
聖書をお気に入りの一冊に挙げる彼女、その素晴らしさは何度も聞いたけれど
興味ない。
ロンドンのパルに「聖書をお気に入りの一冊にカウントするって、あり?
読書した本に聖書を挙げるのって、あり?
うちの子どもたちの朝の読書の時間に私は仏教典籍でも持っていかせるべき?」と
つい愚痴ったほど。
私は読んだことはないけれど、ロンドンのパルは仏典を読んだことがあるらしい。
聖書しか読んでない人は読書家ではないから!!と鼻息荒くしていたところ、
イギリスのパルから手紙が来た。
彼女はお母さんがイラン人で読書家らしい。
読書家・・・また聖書?とついドキドキしながら読み進めると、
お気に入りの作家の名前をとって、息子には”William"(ウィリアム)と名付けたのよ。
『ジェーン・エア』がわかるあなたなら知ってるでしょ?と。
もちろん!シェークスピア!!(William Shakespeare)
ただ、彼女は時代小説は好きではないらしい。
時代小説、period bookと呼ぶことを初めて知った。
時代は確かにperiodと呼ぶ、ちなみに、生理もperiodとよく聞く。
シェークスピアか…私も全集を読破したわけではないのだけれど、
あまり好きな作家ではないのよね…。
音楽や本の趣味って、合った人に出会う方がむずかしいかも。