フィンランドのパルから読んでいる本の話が
手紙に書かれていた。
Mia Kankimakiというフィンランド人女性作家の
本を読んでいるらしい。
旅行記のようで、京都に数か月滞在した様子が
書かれているらしいのだけれど、
「これを読んで、京都に行きたくならない人なんていないわよ!
絶対に日本に行ったら、京都に行くわ!」と
彼女も書いていた。
「あなたはどこに行きたい?」と聞かれ、
元気なときは、モロッコ!とかトルコ!と答えている。
モロッコやトルコのパルたちがとかく料理の説明がうまく、
観光名所を巡りたいわけではなく、
レストランツアーを組んでくれるって言われているため、
「行きたいところは?」と聞かれると、
ついヨダレが出る。
疲れているときは、「人里離れた山奥でひっそり隠居生活」したい
と思ってしまう。
先日もオランダのパルに、「夏はどこ行きたい?」と聞かれ、
「山奥で誰にも会わずに暮らしたい」と伝えたら、
「メイ!あなたには無理よ。ネットもないのよ。
チョコレートもすぐに手に入らないわよ。
もちろん大きな図書館もないのよ。
それに郵便屋さんも来ないわよ~」と言われた。
山奥のコテージに行った時も電波は届いていたし、
図書館は月に1回、大量に本を借りることにして、
郵便屋さんには袖の下にチョコレートを入れて、
ちょっと僻地まで届けてもらう…と対策を伝えたら、
「ほら、無理でしょ?」と言われた。
ちょっと無理かも。
世界のどこにいても、いろんなニュースが入ってくる。
フランスのテロもドイツのテロも日本の殺人事件も、
嫌な事件はもう今年度の許容量を超えた、
と毎日言っている気がする。