ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

娘のペンパル

アメリカのパルの7歳の娘ちゃんから娘にファーストレターが届いた。

前回の手紙のときに、「あなたの娘ちゃんは文通に興味がある?

よければ、うちの娘とどう?」と書かれていたので、

娘はファーストレターを書いて、投函した。

いつものように娘は日本語です。

その下に私が英語。娘がアルファベットで書けるのは名前程度です。

フィンランドのパルの娘ちゃんたちともこのやり方で文通をしている。

うちの娘もフィンランドの娘ちゃんもオール母語です。

たまにママ同士で「英語をもっと教えるべき?」という話になるものの

母語を優先させたい、という話にいつも落ち着く。

うちの娘はもっと自分で話したい!という思いがあるようで、

「英語を学びたい!」と言うことが増えた。

でも、小1の日本語もよくわかっていないような娘に英語を学ばせるのは

繰り上がりの足し算をしている人に九九を覚えさせるのを同じ気がする。

まだ、その段階じゃない。

外国語で母語以上に語彙が豊富になるとか文章能力が優れている人は

まずいないと思う。外国語はどうしても母語以上にはなれない。

つまり、母語のレベルが低い人は、外国語レベルも低くなる。

まずはあなたの母語である日本語で母さんを唸らせるようになってね、

と伝えている。

それに「英語さえできれば話せる」というのがそもそも間違いで、

話す何かがなければ、話はできない。

日本語でもいいから、じゃあ、話したら?と言っても

娘は「何を話せばいいのかわからない。」と言う。

英語はあくまでもコミュニケーションの手段であって、

話すネタがなければいけないのだから、と言ったら

「まずは日本語でおもろいことを言えるようにするわ!」と娘。

・・・誰が面白いことを言えと?と根っからの関西人気質の娘に

呆れてしまった。

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