日本語学習中のパルが日本のことわざを覚えようとしているらしい。
「嘘から出た真実」とか「聞いて極楽 見て地獄」と言い出した。
それは確かに知っているけれど、あんまり使わないような…と話したら、
どんなことわざを日常でよく使う?と聞かれた。
万国共通で子育て世代のママがよく使うのは
「光陰矢の如し!」 Times flies.
あんなに小さい赤ちゃんだったのに…
Times flies so fast!(時が経つのは早すぎる!)とよく目にする。
私が日常会話で使うことわざといえば、
「悪事千里を走る」を一番に思い出す。
子どもたちに常々、言ってます、
昔の人は、悪いことはすぐにバレると。千里はいまで約4000キロ。
いまは携帯メールであっという間に伝わるのよ~。
いつ誰に見られて母さんに報告されてもいいように行動しなさい、と
脅して話しています、とパルに紹介したら、
「私も子どもができたら、言うわ!」と話してました。
ちなみに英語では、Bad news travels fast.
ほかにも、「地獄の沙汰も金次第」とかも日本人の宗教観を
海外のパルに話すときにお世話になったことわざです。
っが、これも同じような英語のことわざがある。
A golden key opens every door.
(黄金のカギはどんなドアでも開ける。)
なんだ、日本だけではなくお金がものを言わせるのは万国共通ね、と
ほっとするやら悲しいやら。
子どもたちについ口を酸っぱくして言ってしまう言葉は
「少年老い易く学成り難し」。自分の反省が多分に含まれてます。
ちなみに英語では、Art is long,life is short.
学生のパルにもこのことわざを言いましたとも!
あぁ、やだやだ、おばちゃんはつい若い人に自分の反省も含めて
言ってしまうんだなぁ~と思いつつ。
そして、彼女に言われた。
「あなたもまだ若い。」と。
勉強に遅すぎることはないんだから、と。
数学をもう一度しようかしら?とは思わないけれども、
私もスペイン語をもうちょっとしようかなぁ~と思いました。
Better late than never. (遅くてもやらないよりはマシ。)の精神で。