おばちゃんになったなぁ~と思うときは、人それぞれだろう。
「アイラインがうまくひけなくなって…」というCMがあったけれど、
ママ友は「言葉づかいや言葉の乱れが気になりだして、
年を感じた。」と。
中学生のころから、「”全然”の後にくるのは否定形!」と
友人たちに言っていた私としては、そんなことでは年を感じない。
最近、私が「年ね~」と思ってしまうときは友人の恋話を聞くとき。
アメリカのパルから、恋の話をよく聞く。
恋の話って、どうでもいい人の話ほどわくわくして聞けて、
親しかったりすると、「ちょっと大丈夫?!」と気になって仕方がない。
例えば、アメリカのパルの恋人もどきは、日本人で
彼女はLineで毎日、モーニングコールをしてあげているらしい。
会話はお互いにカタコトと。
夏には日本に会いに行くの!と。
・・・大丈夫か?本当に大丈夫か?
「愛があるから、大丈夫なの~」って、瀬戸の花嫁みたいなことを
言う彼女に、「いやいやいやいや…」と突っ込んだけれど、
私も遠い昔、そう言って結婚したなぁ…と思いつつ、
大丈夫なの?大丈夫なの?と思っていたら、もっとすごいことを
他のアメリカのパルから聞いた。
新しい仕事はどう?と大学を卒業して新入社員として働いているパルにLineで聞くと、
なぜか話は恋の話になりまして、
「実は3ケ月前に素敵な男性に出会ったの!」と。
聞いてないわよ~!
名前は?どこに住んでるの?年は?と各種、聞いた。
ここまでが、一番ハラハラ、わくわくで楽しい瞬間。
詳細を聞くと、大抵、相槌に悩む羽目になる。
シングルで、子持ちのパパさんとネットで出会って云々…
彼の娘たちは多感な年ごろで…
いやいや、他にもっと楽な選択肢あるでしょ!とつい思ってしまった。
こういうとき、「年かしら・・・」と思う。
友達でこれなんだから、うちの娘が
”私と同じような選択”をしたときには、きっと大反対する!と
夫にもいまから宣言。
「多分、メイと同じで親の言うことなんて聞かないと思うよ」と夫に言われ
ため息しか出ない。
状況はどうあれ、「あなたが幸せでいることを願ってるわ」と伝えると、
「あなたとあなたの夫のような結婚生活に本当に憧れているのよ。」と。
いやいや、どんだけおだてても一銭も出ませんよ!とつい返すと、
”I mean it!No charge!" (本当よ、無料よ)と。
くぅ~、うれしいことを言ってくれるわ~。
日本の友達だと”尻に敷き過ぎ”だとか”鬼嫁”だとか、
”夫さんがかわいそうになってくる…”とかばかりなので。
うちの両親に至っては、「前世の業がよっぽど深いんやろ、メイと結婚するなんて」
と夫は言われてますから。
来週にはネットで出会った彼と会うことになっているとか。
うまくいってほしいような、残念でもいいような、複雑な心境。