オーストラリアのパルに聞かれた。
「そういえば、婚約指輪をしないのは、
ダイヤモンドを傷つけないため、というのは
あなたから聞いたけれど
結婚指輪までしない女性が多いのはなぜ?」と聞かれた。
「それはね、指輪が小さくなったからよ!」と答えた。
主語は”指輪”ですよ。
「指輪が?」と聞き返す彼女に
「間違っても、女性が結婚後に太ったとか言ったらダメよ。
あくまでも、”指輪”が小さくなったのよ!」
という話をしたところ、
”haha,oh dear."と言われた。
(もう、あなたったら!笑)くらいの感じです。
「あなたは、指輪をしているってことは、サイズが変わってないのね!」
と言われました。
おほほほ、4年前にすでに一度、サイズを直してますの。
「指輪が小さくなったので」、
ええ、私が大きくなったわけではないですから!
私の中近東の女性パルたちは、やたらと”My dear"と
私のことを呼ぶ。
友だちのことをそう呼ぶのが中近東の文化にあるのか、
それとも英語でもそう呼ぶのか?
いやいや、アメリカやカナダといった英語圏のパルたちに
言われたことないんだよなぁ~と
いままで思っていた。
もしかして、初めての”dear"かもしれないぞ!と
オーストラリアのパルが言ったdearにちょっとびっくりした。
アメリカのパルたちは、というと"my sweet"です。
カナダのパルには”hun"と呼ばれてますが、フンじゃないですよ、
honeyの略ですから。
怒ったときのフン?と思ったりしないように…って、私だけか。
私をこういう風に甘く呼ぶのは女性限定。
うちの夫なんて、絶対に”甘い”なんて私を呼ばないだろう、
「きついわ~!」とはよく言われるけれど。
”sister"と仲良しの人のことを呼ぶ、と前にアメリカのパルに聞いたので
そのことをロンドンのパルに話すと、
「それは黒人限定よ。」と言われた。
アメリカのパルは正真正銘の白人ですが、
これは文化の差なのか、年代の差なのか。
ロンドンのパルは30代後半、アメリカのパルは20代前半。
オーストラリアのパルに結婚10周年を迎える話をして、
記念品を探している話をしたところ、
「西洋の伝統では1年目は紙、10年目はスズやアルミニウムなのよ。
日本はどう?」と聞かれた。
うちの夫もそれを調べてきて、私に聞いてきた。
「アルミのヤカンでも買うか?」と。
「まぁ~、結婚10周年にアルミのヤカン、良いわね~!
なんて、言うか~!結婚3ケ月のあなたが10年たっても、
絶対にアルミのヤカンが記念に欲しいとは思わないから!」と
オーストラリアのパルに話すと、大層、受けていた。
1人でノリつっこみしちゃったよ、英語で。
10周年に買おうと思っている腕時計を彼女に見せると、
「私も腕時計が欲しくなってきた~!」と言っていた。
そうでしょう、ヤカンより腕時計ですよ。