アメリカのパルから、「最近、面白かったTVは?」と
手紙の中で聞かれた。
面白かった…そんなTVないよなぁ~と思いつつ、
ケーブルTVを見ていたら、発見!
『こいたび』といって、イケメン俳優とデート気分を味わう旅番組、
という設定らしい。
登場人物はイケメン俳優がでてくるだけで、一緒にデートしている目線で
カメラで追いかけ、女性の言葉は字幕でのみでてくる。
最初から最後まで、「ありえない~!!」と各種、突っ込みながら
見てしまった…。
これは、策略にはまったことになるのかしら。
胸きゅんきゅん言わせながら観る…という女性、これでいるのか?
この俳優が私のタイプじゃないから?と思いつつ、
温泉旅行で一緒に温泉に入ってキスされそうになってドキドキ…
(えっ?さっきまで温泉一緒に入ってたのに?!)
温泉地周辺をうろうろしていて教会発見!
(ベタすぎるわ!)
そして、まさかの「指輪」…、草で作ったものが登場。
(えぇ~!!旅行の日程は決まっていたのに、指輪がこの草?!)と
ぶーぶー文句を言いながら最後まで観た。
最後は「大好き」とLineを送るという徹底ぶり…。
体中の空気、全部抜けるような脱力感に襲われました。
これは、最近にない”面白さ”だわ!と夫に言ったら、
逆バージョンもあるらしい。
これは是非、アメリカのパルに紹介しなければ。
私は2回目を2度と観ないだろうけれど、
こういう”面白さ”、彼女ならわかってくれるはず。
前回の手紙で某オーストラリア作家の本が3冊とも同じようなテーマに
結末で、ほとほと面白くなかった!と書いていたら、
「恋愛小説は出尽くしたのよ。
それに、あなたもすでにたくさん読んだんでしょ? ;P」と
舌を出した絵文字つきで書かれていた。
そうだった…読み過ぎるほど読みました、多感な乙女時代に。
そういう時代が私にも確かあったような気がする。
彼女のおすすめは「ミステリー小説」で、ミステリーを読みなさい!と。
イギリスのパルにもミステリー小説を紹介されたばかりですが、
食指が動かない…。