英語の看板には間違いも各種あった。
うちのこどもたちのオモチャ、ラキューに夢中になったロンドンのパルの
アメリカ人の婚約者。
「ラキューを買いたい!」というので、本屋に行った。
そこは”BOOK"とアルファベットで書かれてて、
「ここが本屋?これはイギリスにはないわ~」とロンドンのパル。
本屋をBOOKと呼ばないのか?と考え込んでいると、
”BOOKS”っていうことやな、と夫。
おぉ~!なるほど!
ちなみに自動販売機はSoft Drinksと複数形になっていた。
本屋の代わりに弁護しておいた、
「ここは本は1冊だけだけれど、ラキュ―の取扱いはすごいから!」と。
アメリカ人の彼は30分以上悩んで、ラキューで1万円以上の買い物。
7,000円以上する大きいラキューの箱を2つ抱えて彼女にお伺いを立て、
「スーツケースに入らないでしょ!」と怒られて、
しょんぼりしながら1つは大きいのをキープしつつ、
他にも選びに選んでました。
「すごいなラキュー、30代のアメリカ人男性をあんなにも惹きつけるなんて
私たちより魅力的ってことだよ!」とロンドンのパルと言い合った。
すでにパンパンで、入る余地のなかったスーツケースを
ロンドンのパルが入れ直し、大きな箱が入ったという奇跡!
「すごーい!!」と私と夫は感心したら、アメリカ人の彼が言っていた。
「うまいこといって、僕のほうがカバンが重くなっている…。」と。
ラキューを入れるのみならず、うまいこと気づかれない間に
自分のカバンを軽くするとはますます、すごいじゃないか!と
ロンドンのパルに感心しきり。
他にも二条城の看板をわざわざ写真に撮って見せてくれた。
『落書き禁止 ”No scribbling here." 』
さぁ、英語の間違いを当てて!という目で
イギリス人とアメリカ人に見つめられましたがわからない~!とすぐに白旗。
scribbleだと殴り書きという感じのようで、
じゃあ、スプレーでシューってのはいいわけ?という気分になるらしい。
そういうときは、”sketch"(スケッチ)が適当だそうです。
これから看板をされる方はご参考にどうぞ。
彼女は各種、面白い看板や英語を写真に撮っていて、
ほとんどは彼女たちの解説なしには何がおかしいかわからなかったけれど、
その最たるものは、旅館などの玄関前にある
「歓迎 ○○さま」
彼女の名前がアルファベットで書かれていたのですが…
スペル合ってるよ、なんで写真に撮ったの?と聞くと、
こういう看板が珍しかったことと、
婚約者の彼でもたまにスペルミスするくらい
ちょっと独特なスペルの彼女の名前を完璧に書いてある~!ということで
記念撮影したらしい。
他にも「アメリカ英語だらけの日本で、”パンドケーキ”があった!!」と。
パンド、pond、イギリスですものね。
大阪で外国人用に渡された”Osaka Handy map"なるものも
「ちょっと違う~!!」と面白がっていた。
いつもながら、全くわからない。何がダメなの?!
ハンディ、手で持って回る地図ってことでしょ?と思ったら、
handyはカジュアルすぎるらしい、くだけすぎで地方公共団体が
出版した印刷物に使うような単語ではない、と。
へぇ~~~ついでに聞いた。
こういうときの正しい単語は?
イギリス人もアメリカ人も口を揃えて、"useful!" (役立つ)と言っていた。
「地図を作るときに役立つ(useful)な~」という私のジョークも
わかってもらえました。