サウスカロライナ州の友だちから、先週あったField Day（運動会）の
写真がメールできた。
彼女の3才の息子くんも参加。
顔へのペインティング（落書き）、シャボン玉に楽器演奏など、
いろいろできたらしいけれど、3歳の息子君は花摘みに夢中だったらしい。
高校生がBuddy（バディ、相棒）として息子君を担当してくれたらしい。
「その女子高校生ったら、面白いのよ～。
うちの息子は頑固で難しいわよ～と言ったら、
”Biter（噛む子）じゃなくてラッキー”って。」と。
女子高生で子どもには噛む子が多いって知ってるなんて、
すごいなぁ～。ベビーシッターのアルバイトでもしていたのか？
それとも、バディで幼児を相手にしてきた結果？と感心してしまった。
彼女が語ったアメリカの運動会、
バディも興味深かったけれど、それ以上に私が
「これって、普通？！」と、つい返信して聞いてしまったのが
彼女の息子君に貼られていたシール。
John Smith(3）
Avonlea elementary school
Teacher: Emilie ,Sarah 333-444-5555
Allergy: No Photo: Yes Runner: No
Lots of anxiety,Diapers,shuts down easily
といった具合に彼の情報が書かれて、それをペタッと服の上から
背中に貼られていた。
ジョン スミス（３歳）
アボンリー小学校
担任：エミリー、サラ （電話番号）
アレルギー：無 写真：可 出走：無
不安感が大きい、オムツ、shuts down easily
shuts down easilyって、何？
ジョンは自閉症もあるため、基本的に彼の知らないところでは
不安が大きいっていうのはわかるんだけれど、
shuts down easilyって、落ち着くのが早いってこと？と
聞くと、
「困ったことがあれば、行動がストップする。
簡単に脳がシャットダウンするってことよ～」と。
へぇ～。
ちなみに、これは自閉症の人にだけではなく、
普通の人も使うようで、アメリカの別のパルにどういうときに
shuts down easilyって使う？と聞くと、
I don't like math ,so when I have to do it,
my brain shuts down easily because I don't want to do the work.
(私は数学が嫌いだから、しないといけないとき
脳は数学をしたくなくて、簡単にシャットダウンするわよ～）と。
話をシールに戻して、日本でも給食でのアレルギーで
事故が起きていたりするけれど、見た目でわからない子どものアレルギー、
自閉症の性格などなどをシールで誰にでもわかるようにするって、
すごく合理的だな～と感心した。
