ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

夏休みの絵

今年も我が家のこどもたちが夏休みの宿題として描いた絵が

市内の美術展に出品されるらしい。

参観日では出品される作品たちが学校の玄関ホールに

飾ってあった。

今年は娘も息子もそろって出品。

学校で子供たちの絵を見たママさん数人から、

「メイさん、手伝った?」と聞かれた。

おほほほ、私が描いたほうが子どもらしい絵ですよ。

私の図工の腕はすでに小2の息子に追い抜かれているので

苦笑するしかない。

アメリカのパルたちから、

「今年のこどもたちの絵は?」とメールで聞かれた。

年に1度、夏休みの絵だけは子どもたちも気合を入れて描く。

私はド下手ですが、夫は絵がうまいので、

筆はこっちのほうがいい、と筆を選んだり、

色をもう少し淡く、といろいろと注文を横でつけたりしつつ、

丸2日かけて、こどもたちは描く。

私が30分で仕上げていた夏休みの宿題とは雲泥の差なわけです。

中学生からの友人にこの話をして、

うちのこの絵の写真を見せたら、

「…メイの子?」と確認された。

中学時代の私のデッサンを知っていたら、まさか私の子が

こんな絵を描くなんて!と驚いたらしい。

もちろん、私が”教えた”とか”代わりに描く”なんて

できるわけがないことも太鼓判を押してくれた…涙。

しかし、毎年のように、入選などはせず。

特に小4の娘は淡い水彩画で好んで風景を描く。

しかも、彼女の好きなテーマは寺。

どうだ!この渋さ!夏休みの度に

「絵を描くのにお寺へ連れて行って」と言われてますから。

全くもってこどもっぽくない絵だからか

審査員受けしない。

市内の美術展までは学校代表でいくのに。

それでも、ロンドンのパルから、

彼女のおばあちゃんにうちのこどもたちの絵の写真を見せたら

"My grandma is very impressed."

(おばあちゃんが感動しているわ!)

と言われたり、

「今年もこどもの作品を見せて!」と言われたアメリカのパルに

写真を見せたところ

”Oh my gosh! Those are so beautiful!"

(なんてこと!すばらしいじゃない。)

と言われたり、

市民講座で美術を教えているオランダのパルに

「それはもう才能よ!」と言われたり、

こどもたちがすごい集中力で描いた絵を褒めてもらったり

いろんな人に見てもらえたことは、やっぱりうれしい。


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