ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

PTAママ

どうやら私は根に持つタイプのようで、
なんだかやっぱりイライラするわ~とアメリカのパルたちに
愚痴っていた。

PTAのママさんに読み聞かせ講座の受講を勧められたけれど
興味ないです、と断ったら、
「メイさんって、本当の本好きではない」と言われ、
本当の本好きって、なに?って聞いたら、
「内なる本への情熱で見ればわかる」って言われて…
その発言を鼻で笑わなかった私を褒めて!
今週は3冊しか読まなかったから、”金メッキの本の虫”とか
エセ読書家って、私のことを呼んでくれていいわよ~と。

読み聞かせって、講師によって、結構言うことが違うと
保育士の友人に聞いたので、”こどもが楽しむ”ことと
”私が楽しむ”というくらいでやっていたら、
読み聞かせ講座に誘われ、丁重にお断りしたのにこの言われよう…。

サウスカロライナ州のパルに愚痴ったところ、
速攻で返事が返ってきた。

Here in the States,moms are very...distrustful of
those PTA moms,which sounds like you are deaaling with that type.
(アメリカでもママたちはそういう
あなたが遭ったようなタイプのPTAママを用心している)

そういうママたちは学校行事には熱心すぎるほどに参加し、
参加しないママたちに罪悪感を感じさせたりする。
そういうママたちと毎日うまくやっていかないといけない先生って
本当にかわいそうだと思うわ、と続いていた。

実は、サウスカロライナ州のパルの本の友達もそういうタイプのようで…

"She tells me to try singing a book instead of reading it to J."

(彼女は私に息子のJに絵本の読み聞かせではなく、
歌の本でもっと歌えって言うのよ。)

singing book、初耳だけれど、何かしらと調べたら
童謡などが流れる本。
あぁ~、我が家にもあった。こういうものね。

 

うたってたたこう!  リズムあそびどうようえほん (音の出る絵本)

うたってたたこう! リズムあそびどうようえほん (音の出る絵本)

 

 


それが絵本の読み聞かせよりいい!と主張するけれど、
”I don't waste my time on those PTA moms!”
(そういうPTAママで私の時間を無駄にしたくないのよ!)
と思い出して怒ってた。

毎回、不思議に思う。
なんで「この理論が素晴らしいわよ!」って
押し付けてくる人は最終目的を聞かないんだろうか?と。
例え、途中のやり方や方法が違ったとしても、
私もサウスカロライナのパルも「子どもたちに本の楽しさをわかってほしい」
っていう思いは一緒なのだから、
歌の本を与えなくても、講座に参加しなくても、どちらをやっていても
「あら、目標は一緒なら、一緒にがんばりましょう」ってならないのかしら。
このやり方しか許しません!的な押し付けがましさが
結局、うるさい人がいるから嫌だ、となって去る人がいることを
考えないのだろうか、と。

私が遭った件のPTAママは我が家の蔵書数も聞かなければ、
私の年間の読書冊数も最近読んだ本についても聞かず、
「あなたからは本への情熱を感じられないから、
本好きではない」って言いきったわけで…
なかなかお目にかかれないわ、40過ぎてそういう言い方する人は、
と私は怒りを通り越して呆れて感心してしまった。

 

 


にほんブログ村