アメリカのメル友が書いていた。
彼の中学生の娘さんが「お父さんがくれた一番よかったアドバイス」は、
「お店はいつ潰れるかわからないから、行きたいときに行くこと!」
だったらしい。
東京の彼のお気に入りの天ぷら屋さんが潰れたことを娘さんに嘆くと、
そのアドバイスを言われたらしい。
「いつまでもあると思うなってことですね。」と。
あぁ、私もお気に入りのトンカツ屋さんが潰れて…と
閉店した食べ物屋さんで盛り上がった。
アメリカのメル友も、まさかそのアドバイスが
「いままでにパパがした一番よいアドバイス!」と言われるとは、
ちょっと悲しい…と思いながら笑ってしまった。
私も小5の花子に「お母さんがあなたにした今までで
一番よかったアドバイスってなに?」と聞いてみた。
それはもう自分のことは棚に上げて、いろいろ言ってきた。
「優先順位をつけて、やっつける!」とか
「夏休みの宿題を制するものが夏休みを制す!」とか
(ええ、私は一度も夏休みを制したことがないですけれど!)
「失敗は成功の母」とか…
小5の花子、しばらく考えてから言った。
「死んでいる人より生きている人のほうが数倍怖い!」というのが
私がいままでにした一番マシでよかったアドバイスらしい。
「幽霊なんて全く怖くなくなった」そうで…
それはよかったけれど…
お母さん、いろいろ、いーろいろ言っているけれど、
言ってきたけれど、それが一番役立った?とショックを受けた。
ちなみに、お父さんは?と夫が聞いた。
「自動販売機にお金を入れる前におつりのところに
お金がないかチェックする」だった。
・・・こどもに何を教えてるの!と血圧が上がった。
アメリカのメル友のこどもが覚えていた”パパの一番まともなアドバイス”、
笑える立場ではなかった…。