ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

右往左往

塾情報に不安を煽られている今日この頃。
夏期講習だとか先取りで中学生活余裕の発進!という塾の広告、
つい集めてしまった。
別の学区に住むママ友は6月末に夏期講習を申し込みしたら
すでに定員いっぱいで断られ、空いているところを探す!と
塾の評判ではなく空きを探すことに必死になっているようにも見え…。
新中学1年生のママ友によると、半年前から中学の予習を始めるだとか
新入生テストの順位が結構、そのまま3年間を占うといった
こわっ!!な話に不安でいっぱいになった。

こういう、いまが旬!!な時代の人々の話もとても参考になるけれど、
「振り返って考えたら…」という余裕があるママ友に聞く情報も
意外に有益で、子どもは大学生のママ友に聞いてみた。
「中学に入る前から賢い子は決まってるわよ」
「塾に行かせても無理なこは無理」
というスッキリ回答だった。
きっと私立中学受験なら、私立対策塾も必要なのがわかるけれど
公立中学ですよ!ちょっとやりすぎちゃいます?と思っていた私は
ほっとした。

そのママ友、「不安になるのもよくわかるわ~」と共感した上で
(まず共感をしつつ、アドバイスっていう高等技術。
私もさらっとできるようになりたい。)
「メイさんところの花子ちゃんは…」から始まる
我が家のこども3人の性格分析をしてくれた。
正直、家庭訪問や二者面談で学校の先生たちから言われてきた
こどもたちの性格についての分析は首を傾げたくなることが多かったけれど、
そのママ友の性格分析はあまりにも的確で口が開いたまま閉まらなかった。

「花子ちゃんはマイペースで理系。独特の世界で生きているけれど、
全く悪くない。寧ろ、それを伸ばしていってほしいから私立向き。
病む人もいるような進学校に行ってもマイペースに勉強できそう。」
「太郎君は文系だね。でも、三人の中では一番、周囲を観察できる。
コツコツ努力する真面目タイプ。おとなしいわけでもなく、ふざけるでもなく
先生たちからの評価は高いと思うから、内申重視の公立向き。
3人の中では一番、コミュニケーション能力が高いのを感じる。」
「次郎君もマイペース。でも、三人の中でも一番の天才肌?
花子ちゃんと一緒でマイペースに勉強してそう。」と。
私以外にこどもたちのことを同じように分析していた人がいたなんて!!
と驚き、
「今度からこどもたちの進路相談はあなたにする!」と宣言したほど。

びっくりするほどこどもたちの性格分析が完璧だった!という話を
スイスのパルにした。
スイスのパルは理系で、「花子の気持ちがよーくわかる」といつも言う。
そんなスイスのパル(2人のこどもは成人)が言っていた。
「私、本当にラッキーだったわ。いま子育てをしてなくて。」と。
いま、日本で子育てをしていたら、あなたのように不安を煽られて
こどもたちの評価に一喜一憂して、ストレス多そう、と。
そのご指摘もあまりにも的確で、ぐさっときた。。。

新入生テストの結果が3年を占うわけではない、とは思う。
私自身、学年300人の新入生テストは260番台。
ええ、忘れられないあの結果…
社会で学年最高得点とって260番台って…。
何が悪かったのかしら?とつい夫に聞き、社会以外全部ちゃう?と返ってきた。
そうか、そういうことか…。
2年の終わりには上位20%~15%くらいになった。
ごぼう抜きっていうのは聞くけれど、200人抜き?!」と
担任の先生に驚かれた。
ただ、新入生テストの結果をその後の指標として、
これより20番上になる!とか前回より上がった、下がった、と
言いたくなる気持ちもわかるので、
そういう意味では新入生テストはやっぱり大切なのだろうなぁと思う。
お金はないので、私の手間と時間をかけて、
こどもたちの教育をできるところまでなんとかしたい。

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