ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

三者三様

バージニア州のパルから手紙が来た。
彼女は末っ子が大学生で、3人のママ。
我が家と違い1男2女で、いつもママさんトークで手紙はいっぱい。
「あなた、私の人生を2周遅れでやっている感じね。」と
何度言われたか。

家庭訪問のことを前回の手紙の中で書いていたので
「アメリカに家庭訪問がなくて、心底よかった!」と。
こどもが小さいときplaydate(友達と遊ばせる)が我が家の番のときは
10日前から必死で掃除したものよ、と。
playdate:親が約束をして、子どもたちを遊ばせること、
アメリカやオランダのママさんたちからよくでてくる。
オンラインでplaydateを見つける、なんてことも流行っていると
オランダのママさんは言っていた。

そして、毎回、彼女が言う。
「なんで、同じように育てているのに三者三様なんだろうね」と。
こどもたち3人が性格を含めていろいろと違う!
でも、親はつい平等にしたいと思って、同じように接してしまう、
なんていう話を「わかる~!!…でも、無理があるのよ。」と
熱く手紙の中で語っていた。

現在、それを痛感中。こども3人を同じようにしたいのに
私のかけている労力や時間がもう全く平等ではなく、
結果も平等ではないことにどうしていいのかわからない。

例えば、こどものピアノ。
練習時間やエネルギーのかけかたは、次郎<花子<太郎
合格していくスピードは次郎>花子>太郎
ちょっと!!
もう、太郎にピアノ向いていない気がする…と思いつつ、
それでも太郎はピアノ好きだというなら、太郎なりのペースで
成長していけば…と思いつつ、つい太郎に力が入る。

今年、太郎は4年生。
小学校4年生、実は結構、意味が大きいのではないかと花子を見ていて思った。
4年生までは、小学生らしい90点くらいのテストをみんな持ち帰っていた。
それなのに、5年生に上がった途端に、
「えぇ?!」と驚くほどの学力格差が出来上がっていて、
えっ?なんで?どこでつまづいたの?と驚いてしまった。
そして、つまづいても小学校の勉強は塾にいかせなくても大丈夫~と
思っているママさんのこどもはそのまま小学校で平行線を辿り、
中学で起死回生!!は、かなりきびしいと思う。
つまづかないこととつまづいたら、すぐに軌道修正することが大事で、
その山が4年生かも、と思いながら太郎の算数の教科書を見るけれど
ここがつまづくのよね!!というような単元がわからない。

誕生日に太郎がくれたバースデーカード。
「僕はもっと高いところを目指します!応援してください!」
と書かれていた。
一体、何する気?!と一瞬、思ったけれど、
ぜひ、高いところを目指してほしい!

 

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