夏休みがやってくる。
夏休みといえば、読書感想文!
去年太郎は読書感想文の出来を先生に褒められ、
”学校推薦”でコンクールに出品された。
そこから上には行かなかったけれど…。
全く先生も学校も手を加えなかったので、
それはもう、想定内の結果だった。
「今年も頑張る!」と太郎はすでに燃えていて、
あれ?頑張ったのは太郎だったっけ?とわからなくなった。
いや、書いたのも考えたのも太郎!
単語も太郎の言った言葉なので、
「そこは言い換えて~!!ほかの言葉では?」と
何度も何度も聞いたり、
「そこはもっと詳細に語ってみて!」と言ったり、
あの読書感想文には1週間かけましたけれど…。
そんな夏休み、「今年は何で書く?」と聞かれた。
今年のテーマは”手紙”でいきたい!と密かに思っている。
手紙…といえば、この本!!という本が2冊あるものの、
それは高学年用と低学年用。
低学年の”手紙”といえば、これ!
私の子どものときも教科書にも載っていた話で、
こどもたちの教科書にも載っていて、本読みを聞きながら
「ええ話や~」と思った。
- 作者: アーノルド・ローベル,三木卓
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『おてがみ』 お手紙を受け取ったことがない、と友達のカエルに聞き、
お手紙を出すけれど、配達人はカタツムリで…という話。
高学年には向田邦子。
『字のない葉書』
小学校高学年にはちょっと早い?
これも教科書で最初に読んだ気がする。
初めて読んだときは胸がきゅーっとなって、
平和がいい!戦争反対!という悲惨な絵本や本もたくさんあるけれど、
親と子が離れて暮らさなかった時代や状況があった、
その時代の親心や子どもの思いがハガキだけで伝わってくる。
小学校中学年の太郎には何を読んでもらおうかと頭を悩ませている。
太郎は「学校の怪談で読書感想文を書きたい!」と言い、
花子に「怪談の読書感想文、難しかったから!」と
止められていた。また読書感想文の季節がやってきた…。