今年から算数を教えている6年生の子、
私が教え始めてから算数のテストは平均90点。
「平均だけでも30点アップの上に
通知表の算数の評価でAを見る日がくるとは!!」と一学期は
ママさんに喜ばれたものの、最近、”満点”を見てない。
あと一歩…という感じで、単位忘れだったり、
ケアレスミスだったり、計算のちょっとしたミスだったり…と
惜しいところで満点に届かないことが最近は多かった。
そうすると、「わかっているはずなのに…」
「できたはずなのに…」とそのこ自身も思ってきたような気がしたので
これではいかん!と
「次のテストは絶対に満点取るぞー!」と勝手に私が宣言し、
入念に学習。
丁寧に、繰り返し、しつこく、執拗に…
「そんなひねった問題は公立小学校のテストで出ないって!」と
いう難関私立中学レベルもその単元なら解ける!というところまで。
そして、久しぶりの表裏満点~!!
満点のテストはある意味、見返すものもなく、
価値がない…と思っているので、見せなくていいと私は思っているけれど、
「しっかり見て!!」とその子に言われ、
しっかり見て、「さすがやわぁ…」と褒めていたら、
「後に続くのは、”私”!やろ?」とその子に言われた。
私の頑張りやで!
いやいや、私の…とお互いに健闘を称えあった。
その子のママさんも久しぶりの満点にうれしそうで
「去年、あんなに算数のテストひどかったのが信じられない」と
言っていた。
ええ、まあ、私の手柄?と言いたいところだけれど、
演習量だと思う。
その子はいま常時、3冊の問題集を解いている。
問題集は好きなのを使っていいし、買っていいとママさんに言われ
私が一番最初に選んだのは「習熟プリント」。
算数が苦手な子から算数が得意なこの予習まで、幅広く対応!
基本問題ばかりで簡単に解けて、解き方をマスターしたりするのにぴったり。
上級でも教科書レベル。
上級算数習熟プリント 小学6年生―教科書改訂に対応 (上達シリーズ)
- 作者: 北嶋佳寿子
- 出版社/メーカー: 清風堂書店
- 発売日: 2014/12/01
- メディア: 大型本
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そして、学校教科書レベルのわくわくドリル。
その上に、標準問題集! (教科書より難しめ)
1つの単元を学ぶたびに、この3冊で学習し、
その上で間違えたら同じような問題をしつこく、
何度もちょっと数字を変えて繰り返し解いただけ。
それだけでいまの点数をキープできている。
算数が得意な花子や次郎にはしつこい単元学習はとーっても嫌がられるので
ちょっと難易度の高めなドリルがいる。
「最レベ」が家庭学習ブログではよく評価されているけれど、
あれは中学受験対策として良問なのか、本屋で見ても私にはよさがわからない。
変にひねってないけれど、難易度が高く、それでいて問題の質もよく
1回分もほどよく、書き込みもしやすい!と最近、気に入っているのは
「ハイクラスドリル」。
小学2年 算数 ハイクラスドリル: 1日1ページで全国トップレベルの学力!
- 作者: 小学教育研究会
- 出版社/メーカー: 増進堂・受験研究社
- 発売日: 2014/07/10
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標準、上級、最上級とあるけれど、標準が教科書レベル。
予習には向かない問題集。
最上級レベルは算数が得意な次郎もうんうんと唸りながら解いている。
自分が解かない問題集選びは楽しい。