ショコラ日和

海外文通を通して、世界の友達と井戸端会議しています。

制服の賛否 in アメリカ

アメリカのパルから手紙が来た。

”10年来の親友”とお互いに言い合っている

実際は2年目のサウスカロライナのパル。

私が小学生の頃は、制服ではないのが珍しいほどだった気がする。

私の小学校はワンピースとブレザーが制服で、

他は自由だった。

娘の小学校はブレザーと帽子だけ。

後は自由。

この”自由”が曲者で、「学校に着ていく服」という観点で

私は娘の服にダメ出しをする。

登下校の様子を見ていると、ジャージ、ジーンズはよしとして、

高学年の女の子たちは肩がでていたり、背中が大きく開いていたり…

色気づくには10年早い!!と私が母親なら着替えさせるけれどなぁ、と

いうような服装がちらほら。

「モデルになりたい」と将来の夢を語る娘のクラスメートは

毎日ファッションに気合いを入れてきているし…。

学校は勉強しに行くの知ってる?と聞きたくなる。

あなたのところはどうなの~?とパルたちに聞いてみた。

これが意外に世界は真面目でした。

例えば、スペインのパルはきっちりブラウス、スカート、ズボンの制服があり、

女の子はスカートかズボンか選べる。

写真を見せてもらったけれど、意外にズボンが多い。

私のパルは「あなたはズボンで来ること!」と言われるほどの

お転婆だったようです。

イギリスのパルもいかにも!!な英国の制服だったようです。

先生のチェックも厳しく、ピアスはシンプルなスタッドピアスのみ。

マニキュアは怒られたし、ネックレスも外すように言われた、と。

そうよね、やっぱりイギリスはそうよね、と納得。

そして、アメリカのパルに聞くと、

「最近のアメリカは制服の学校が増えている。貧富の差がファッションで

わからないようにだとか、ファッションに気合いを入れて学校に来る人を減らし、

そのエネルギーを勉強に、と。平凡すぎて面白くないけれど。」と。

・・・アメリカで制服が増えているの?とちょっとびっくり。

地域差もあるのかもしれない。

ヴァ―モントのパルの小学生の娘さんたちは私服登校で、

夏休み明けの登校初日は「ヒッピースタイル」だとか「典型的なインディアンスタイル」だとか、

テーマを決めた服装をするのが最近の子どもたちの流行りと写真付きで

教えてくれた。

「・・・その格好で学校?うん、まぁ・・・私の想像するアメリカそのものですが。」と

全く驚きもしなかったので、

サウスカロライナのパルの制服が増えているという話に

ちょっとびっくり。

番外編として、フィンランドのパルの小学生の娘ちゃんたち。

「見れるレベルなら、問題ない。セクシーな服なんて、娘たちは持ってない。

でも、すごい組み合わせで私をびっくりさせるんだから!」と。

・・・あぁ、わかる。

うちの娘、柄に柄とか、蛍光ピンクとかヒョウ柄とか好きでして、

蛍光ピンクのシャツにヒョウ柄のスカートを「この組み合わせで買いたい!」と

お店で言い出した時は、蛍光ピンクで十分にくらっときているのに

これにヒョウ柄?!と軽く眩暈がしました。

「さすが関西人、私とは服のセンスが全く違うのね…」と思い知った。

関西人の夫ですら、「とりあえず、目立てばええんとちゃうで!」と

ダメ出しするほどの服のセンスですから。

女の子を持つママたちはやっぱりファッションにはいろいろとうるさいのは同じのよう。

そういう意味では制服は楽なのかも。

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