日本語学習中のパルによく聞かれる、
「あなたはどんな日本のドラマを見ているの?」と。
子どもが生まれてから、連続ドラマは全く見ておらず、
最後に観たのは…『大奥』?『離婚弁護士』?といった有様。
そんな私ですが、昨日、久しぶりの連続ドラマを観た。
「今日は8時からドラマを見るから!」とみんなに宣言した。
夫に「タイトルは?」と聞かれた。『吉原裏同心』(全12回)
「時代劇です!」
記念すべき第1回から見ました~!久しぶりの時代劇と胸を高鳴らせて
NHKの時代劇に期待して観た。
借金の肩に嫁入りさせられて、お家を捨てて駆け落ちして…
時代劇に現代の要素を取り入れたんだろうなぁ~というのはあったけれど、
まず、主役の男性のかつらが似合ってない~。
時代劇はかつらが似合う人にして欲しい。
”遊女”なるものが出てくるけれど、彼女の頭には簪がたくさんで
なんだか太夫っぽい。
っが、客と寝る部屋は相部屋…ほかの遊女がお仕事中の。
時代劇で遊女、女郎、芸者はよくでてくるけれど、
同じ部屋で仕事をしているのって、初めて見たわ~と調べてみたら、
”切見世”と呼ばれる下位の遊女…ってことは、
あの簪はやっぱりやりすぎじゃないの~?
と女郎さんの豪華な衣装が気になって仕方がない。
そして、時代劇といえば、チャンバラシーン!
これが…ひどかった。
安い外国映画のワイヤーアクションに切り替わった。
「なんじゃこりゃ…」と呆気にとられた。
足抜けして見つかった女郎とその情人、二人を引き離そうとすると
「せめてあの世では二人に!」と主人公が懇願し、
二人を弔ってあげることに。
えぇ~!?いいんですか?
投げ込み寺なし?
なんだかなぁ…の1回目、次はもう観ない。
時代劇であちこち歴史と違うのは知っているけれど、
(水戸黄門があんなに散歩してなかっただとか)
それにしても、これはひどい!
せめて、せめて、ワイヤーアクションを時代劇に入れないで欲しい!
私は水戸黄門や大岡越前、遠山の金さんでは十分に楽しめるけれど、
これはダメ。ひどすぎる…。
久しぶりの時代劇、楽しみにしていただけに残念。